特許
J-GLOBAL ID:200903077559504651

自動車用エアバツグ装置の格納蓋体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-297180
公開番号(公開出願番号):特開平5-131888
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年05月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】蓋体構成の芯材を樹脂製とし、更に同系表皮材の一体成形化により表皮材の変質を防止し蓋体の耐久性を高め、又ヒンジ部強度をばらつきの少ない所望値に設計でき、動作信頼性と二次的事故発生を未然防止できるようにする。【構成】エアバッグ装置の蓋体11の芯材13を樹脂射出成型し、次いでこの芯材上に熱可塑性エラストマーにより表皮材14に射出成形し、一体形成の二重構造とし、更にその芯材は開放可能な薄肉ヒンジ部15と、車体への取付部17,18、補強用リブ12の形成の樹脂製とするため、大幅な製造工程の削減により生産性が向上する。又、表皮材は高温下物性劣化の少ない熱可塑性エラストマーの使用により、経年劣化や簡単な亀裂が発生せず耐久性が向上する。更に芯材13は弾力性をもつエアストマー被覆により、蓋体11のフロントガラスへの衝突時も、フロントガラスの破損が未然防止できる信頼性と優れた開放精度が得られる。
請求項(抜粋):
芯材(13)を樹脂射出成形し、次いで、この芯材(13)上に熱可塑性エラストマーにより表皮材(14)を射出成形して、一体形成する二層構造としたことを特徴とする自動車用エアバッグ装置の格納蓋体製造方法。
IPC (2件):
B60R 21/20 ,  B60K 37/00

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