特許
J-GLOBAL ID:200903077567038210

波形中心の決定の精度を改善する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-551268
公開番号(公開出願番号):特表2002-517029
出願日: 1999年05月27日
公開日(公表日): 2002年06月11日
要約:
【要約】最初のサンプル点における大きさが最後のサンプル点よりも大きく、かつ最後のサンプル点と最後のサンプル点との間の大きさの差(A1-AN)が、最後から2番目のサンプル点と最初のサンプル点との間の大きさの差(AN-1-A1)よりも大きい場合は、制限された数のサンプル点で離散的にサンプリングされた波形の中心の計算を行う前に、最後のサンプル点(VN,AN)が取り除かれる。最後のサンプル点における大きさ(AN)が最初のサンプル点よりも大きく、かつ最後のサンプル点と最後のサンプル点との間の大きさの差(AN-A1)が、2番目のサンプル点と最後のサンプル点との間の大きさの差(A2-AN)よりも大きい場合は、制限された数のサンプル点で離散的にサンプリングされた波形の中心の計算を行う前に、最後のサンプル点(V1,A1)が取り除かれる。本発明の第2の実施例では、波形の一方の側に最小の大きさを有するサンプルが存在する1組のサンプルを用いて第1の中心の計算が行われる。波形において最小の大きさを有するサンプルが最初に存在した側におけるサンプル値が、この波形の他方の側に最小の大きさを有するサンプルが存在した状態となるまで、取り除かれる。続いて、第2の中心計算が行われ、これらの2つの中心計算値が平均されることによって、平均中心計算値が得られる。本発明の第3実施例では、波形のサンプル値の大きさの成分が、最小の大きさを有するサンプル点に対して規準化され、規準化された波形に対して第1の中心計算が行われる。次に、この波形が、他方の最小の大きさを有するサンプル点に対して規準化され、第2の中心計算が行われる。続いて、これらの2つの中心計算値が平均されることによって、平均化および基準化が行われた中心計算値が得られる。
請求項(抜粋):
制限された数のサンプル点で離散的にサンプリングされた波形の中心(Vc)を決定する方法であって、各サンプル点が、サンプル値(VN)および大きさ(AN)を有する組(VN,AN)であり、Nは、取り除かれていないサンプル点の個数であるものにおいて、前記方法には、 (a) 最初のサンプル点の大きさ(A1)が最後のサンプル点の大きさ(AN)よりも大きく、かつ最初のサンプル点の大きさと最後のサンプル点の大きさとの差(A1-AN)が、最後から2番目のサンプル点の大きさと最初のサンプル点の大きさとの差(AN-1-A1)よりも大きい場合に、最後のサンプル点(VN,AN)を取り除くステップと、 (b) 前のステップ(a)で最後のサンプル点が取り除かれず、かつ最後のサンプル点の大きさ(AN)が最初のサンプル点の大きさ(A1)よりも大きく、かつ最後のサンプル点の大きさと最初のサンプル点の大きさとの差(AN-A1)が、2番目のサンプル点の大きさと最後のサンプル点の大きさとの差(AN-1-A1)よりも大きい場合には、最初のサンプル点(V1,A1)を取り除くステップと、 (c) 以下の関係式に従って残りのサンプル点のみを用いて波形の中心(VC)を決定するステップと、が含まれることを特徴とする方法。【数1】
IPC (2件):
G06F 17/18 ,  G06T 7/60 150
FI (2件):
G06F 17/18 Z ,  G06T 7/60 150 C
Fターム (8件):
5B056BB62 ,  5L096AA07 ,  5L096DA02 ,  5L096EA22 ,  5L096EA27 ,  5L096FA32 ,  5L096FA62 ,  5L096FA69

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