特許
J-GLOBAL ID:200903077571413475

量子演算素子及びその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 机 昌彦 ,  河合 信明 ,  谷澤 靖久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-370135
公開番号(公開出願番号):特開2004-200579
出願日: 2002年12月20日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】量子演算素子を用いた演算では、量子状態の相関に関する情報を得ることができない。また、単一試行で情報を読み出す場合には量子演算回路が複雑になる。【解決手段】量子箱電極と対向電極によって形成された量子ビットをゲート電圧で制御し、量子ビットにトンネルバリアを挟んで結合されたトラップ電極に演算後の量子箱電極中の余剰クーパー対を溜める。トラップ電極と読み出し用の単電子トランジスタの島電極を静電容量を介して結合し、トラップ電極における電荷量の変化を単電子トランジスタの直流電流値として読み出す。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
量子箱電極と対向電極が第1のトンネルバリアを挟んで結合した量子ビット構造と、前記量子箱電極と静電容量を介して結合した第1のゲート電極と、前記量子箱電極と第2のトンネルバリアを介して結合したトラップ電極と、単電子トランジスタとを備え、前記単電子トランジスタはソース電極、島電極、ドレイン電極、及びゲート容量により島電極と結合した第2のゲート電極を有し、前記トラップ電極と前記単電子トランジスタの島電極とが静電容量を介して結合していることを特徴とする量子演算素子。
IPC (3件):
H01L29/66 ,  H01L29/06 ,  H01L39/22
FI (3件):
H01L29/66 S ,  H01L29/06 601D ,  H01L39/22 G
Fターム (6件):
4M113AB11 ,  4M113BA11 ,  4M113BB08 ,  4M113BB16 ,  4M113CA12 ,  4M113CA13

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