特許

J-GLOBAL ID：200903077571576692

片頭ピストン型圧縮機

発明者： 川口 真広 ,  園部 正法 ,  神崎 繁樹 ,  横野 智彦
出願人/特許権者： 株式会社豊田自動織機製作所
代理人 (1件)： 恩田 博宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-223085
公開番号（公開出願番号）：特開平6-066253
出願日： 1992年08月21日
公開日（公表日）： 1994年03月08日
要約：

【要約】【目的】 ピストン外周面とシリンダボア内周面との摺動部の潤滑性を向上する。【構成】 前記片頭ピストン9の基端部と対応するセンタハウジング1の一部を外側方へ膨出して膨出部29を形成する。この膨出部29の内面に案内面29aを形成し、さらに前記片頭ピストン9の基端外周一部に膨出形成した回動防止部30を前記案内面29aに接触する。さらに、前記ピストン9にはセンタハウジング1側に位置するように切欠部31を形成し、該切欠部31には空洞部32を形成する。

請求項（抜粋）：

ハウジング内に片頭ピストンを収容するための複数のシリンダボアを互いに平行に形成したシリンダブロックを設け、前記ハウジングの一方にクランク室を設けて回転軸を支持し、前記各片頭ピストンの基端部に凹所を形成し、該凹所内に前記回転軸に嵌合した揺動斜板の外周部をシューを介して前記片頭ピストンの凹所に係留し、前記回転軸の回転により斜板を回転させて片頭ピストンをシリンダボア内で往復動して、吸入室から吸入した冷媒ガスをシリンダボア内で圧縮して吐出室へ吐出するようにした片頭ピストン型圧縮機において、前記片頭ピストンの基端部と対応する前記ハウジングの一部に外側方へ張り出す膨出部を形成してその内側に案内面を形成し、さらに前記各片頭ピストンの基端外周一部に突出形成した回動防止部を前記案内面に対し前後方向の摺動可能に当接した片頭ピストン型圧縮機。