特許
J-GLOBAL ID:200903077572338230

手術用固定器械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-220008
公開番号(公開出願番号):特開2001-037762
出願日: 1999年08月03日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 高さが低く、目詰まりのない吸着部材を有し、かつ、人間が把持していることを要しない心臓の冠動脈バイパス手術用固定器械を提供すること。【解決手段】 長形部材の一端に微調整手段を固定する締着部、中途部に開胸器への取り付け手段を有するとともに、開胸器への取り付け手段の付設位置が変更自在であり、前記締着部が上下に移動可能に保持されている大調整手段と、シリンダーと、シリンダーの下部に連続して設けられる可撓性の位置決め部材と、これらの内部を挿通し可撓性の位置決め部材の固定を行うワイヤーと、シリンダーの上部に付設しているワイヤーの張力調整手段とを備えており、シリンダーの中途部において、大調整手段における締着部に固定されているとともに、ワイヤーの緊張時には、シリンダーと可撓性の位置決め部材の内部が減圧状態を保つように構成されている微調整手段と、止血保持手段とから構成される手術用固定器械。
請求項(抜粋):
被固定物を止血保持する止血保持手段と、前記止血保持手段を前記被固定物へ取り付ける位置を大まかに調整する大調整手段と、前記止血保持手段を前記被固定物へ取り付ける位置をさらに微調整する微調整手段とから構成される手術用固定器械において、前記各手段が以下の構成からなることを特徴とする手術用固定器械。(1)前記大調整手段は、本体である長形部材と、前記長形部材の一端に設けられた前記微調整手段を固定する締着部と、前記長形部材の中途部に付設された開胸器への取り付け手段を有するとともに、前記開胸器への取り付け手段の付設位置が変更自在であり、前記締着部が上下に移動可能に保持されている。(2)前記微調整手段は、シリンダーと、前記シリンダーの下部に連続して設けられている可撓性の位置決め部材と、前記シリンダーと前記可撓性の位置決め部材の内部を挿通している、前記可撓性の位置決め部材の固定を行うワイヤーと、前記シリンダーの上部に付設している前記ワイヤーの張力調整手段とを備えており、前記シリンダーの中途部において、前記大調整手段における前記締着部に固定されているとともに、前記ワイヤーの緊張時には、前記シリンダーと前記可撓性の位置決め部材の内部が減圧状態を保つように構成されている。(3)前記止血保持手段は、前記可撓性の位置決め部材の下部に連接されているノズルと、前記ノズルの先端に設けられる吸着部材とを備え、前記吸着部材を減圧手段に接続する連通部材を有する。
IPC (3件):
A61B 17/00 320 ,  A61B 17/11 ,  A61B 17/12
FI (3件):
A61B 17/00 320 ,  A61B 17/12 ,  A61B 17/11
Fターム (6件):
4C060BB05 ,  4C060CC03 ,  4C060CC32 ,  4C060DD03 ,  4C060DD35 ,  4C060MM25

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