特許
J-GLOBAL ID:200903077579467329

ステアリングホイール用パッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-092520
公開番号(公開出願番号):特開平7-290528
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】人手による金型からのパッドの取り外し作業を不要にし、パッド製造時における作業内容を簡略化し、作業者の負担を軽減する。【構成】第1工程では可動型15を固定型14に接近させてキャビティ28を形成し、ここに溶融樹脂を充填してパッド3 を成形する。第2工程では固定型14から可動型15及び全コア16,17,18を離間させ、可動型15から全コア16〜18を突出させる。前記突出にともない第2アンダカット部7 の延出方向とは逆方向に傾斜コア18を移動させて、傾斜コア18から第2アンダカット部7 を取り外す。第3工程ではコア16,18 を停止して第2押出しコア17を上動させ、パッド3 を撓ませながら第1押出しコア16から第1アンダカット部6 を取り外す。第4工程では第2押出しコア17を没入させ、その没入の途中でパッド3 の移動を第1押出しコア16で規制することにより、第2押出しコア17からパッド3 を取り外す。
請求項(抜粋):
所定方向に沿って互いに接近及び離間する一対の成形型(14,15)と、前記所定方向に沿って一方の成形型(15)から出没する第1押出しコア(16)及び第2押出しコア(17)と、前記所定方向に交差した方向に沿って移動しながら一方の成形型(15)から出没する傾斜コア(18)とを備えた金型(13)を用い、エアバッグ装置(30)を係止するための係止部(5)を形成するとともに、同係止部(5)において前記所定方向に交差する方向へ延びる第1アンダカット部(6)を前記第1押出しコア(16)にて形成し、係止部(5)の第1アンダカット部(6)よりも一方の成形型(15)側において、前記所定方向に交差する方向へ延びる第2アンダカット部(7)を前記傾斜コア(18)にて形成するようにしたステアリングホイール用パッドの製造方法であって、前記全コア(16〜18)が没入された状態の一方の成形型(15)及び他方の成形型(14)を互いに接近させてキャビティ(28)を形成し、このキャビティ(28)に溶融材料を充填してパッド(3)を成形する第1工程と、前記全コア(16〜18)が没入された状態の一方の成形型(15)及び他方の成形型(14)を互いに離間させてパッド(3)を他方の成形型(14)から外すとともに、一方の成形型(15)から全コア(16〜18)を突出させてパッド(3)を同成形型(15)から押出し、前記突出にともない第2アンダカット部(7)の延出方向とは逆の方向に傾斜コア(18)を移動させて、同傾斜コア(18)から第2アンダカット部(7)を取り外す第2工程と、前記パッド(3)が第2押出しコア(17)にて支持された状態で、同パッド(3)及び第1押出しコア(16)が互いに離間するように両押出しコア(16,17)を前記所定方向に沿って相対移動させることにより、同パッド(3)を撓ませながら第1押出しコア(16)から第1アンダカット部(6)を取り外す第3工程と、前記パッド(3)が第2押出しコア(17)にて支持された状態で、同パッド(3)及び第1押出しコア(16)が互いに接近するように両押出しコア(16,17)を前記所定方向に沿って相対移動させ、その相対移動の途中でパッド(3)の移動を規制することにより、同第2押出しコア(17)からパッド(3)を取り外す第4工程とを備えたステアリングホイール用パッドの製造方法。
IPC (4件):
B29C 45/44 ,  B29C 45/26 ,  B60R 21/16 ,  B29L 31:30

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