特許
J-GLOBAL ID:200903077589278060

針状ゲータイト粒子粉末の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-270295
公開番号(公開出願番号):特開平5-078131
出願日: 1991年09月21日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 微粒子で且つ軸比(長軸径/短軸径)が10以上である針状ゲータイト粒子粉末が工業的に得られる製造法を提供する。【構成】 第一鉄塩と第二鉄塩との混合水溶液と該液中のFe2+及びFe3+の総和に対し当量未満のアルカリ水溶液とを反応して得られる鉄含有沈澱物コロイドを含む第一鉄塩と第二鉄塩との混合反応溶液に、酸素含有ガスを通気して酸化することにより、該液中Fe2+の残存率が70%以上であってグリーンラストを経由して生成した針状ゲータイト核粒子とグリーンラストとの混合物を含んだ状態にある第一鉄塩反応溶液とし、これにゲータイト微粒子粉末を添加して針状ゲータイト核粒子を生成させ、次いで、該針状ゲータイト核粒子を成長させることによって針状ゲータイト粒子粉末を得る。
請求項(抜粋):
第一鉄塩と第二鉄塩との混合水溶液と該液中のFe2+及びFe3+の総和に対し当量未満の水酸化アルカリ水溶液又は炭酸アルカリ水溶液若しくは水酸化アルカリ・炭酸アルカリ混合水溶液から選ばれるアルカリ水溶液とを反応して得られる鉄含有沈澱物コロイドを含む第一鉄塩と第二鉄塩との混合反応溶液に、酸素含有ガスを通気して前記鉄含有沈澱物コロイドを酸化することにより、グリーンラストを経由して針状ゲータイト核粒子を生成させ、次いで、該針状ゲータイト核粒子を成長させることにより針状ゲータイト粒子を生成させる方法において、前記第一鉄塩と第二鉄塩との混合反応溶液に酸素含有ガスを通気して該液中のFe2+の残存率が70%以上であって針状ゲータイト核粒子とグリーンラストとの混合物を含んだ状態にある第一鉄塩反応溶液とし、これにゲータイト微粒子粉末を添加し、次いで、当該針状ゲータイト核粒子の成長反応を行うことを特徴とする針状ゲータイト粒子粉末の製造法。
IPC (2件):
C01G 49/02 ,  H01F 1/11
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-131525
  • 特開昭62-176923

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