特許

J-GLOBAL ID：200903077598564831

生体活動電流源推定装置

発明者： 冨田 定
出願人/特許権者： 株式会社島津製作所
代理人 (1件)： 杉谷 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-096983
公開番号（公開出願番号）：特開平10-286244
出願日： 1997年04月15日
公開日（公表日）： 1998年10月27日
要約：

【要約】【課題】 生体活動電流源の位置、向き、大きさを正確に推定することができる生体活動電流源推定装置を提供する。【解決手段】 生体磁気を磁気センサで計測し、その計測データを2つのグループのいずれかに振り分け、このグループ毎に加算平均処理を施し、この加算平均処理後のデータをそれぞれメモリに記憶する(S1〜S3)。各メモリのデータの一致度を算出し(V4)、この一致度に基づいて計測データが有効か否かを判断する(V5)。有効な計測データを選択し、このデータに基づいて電流源を推定するので、推定精度が向上する。

請求項（抜粋）：

生体活動電流源から発生する微小磁界を計測し、この計測を多数回繰り返して得た計測データ群に対して加算平均処理を施し、前記加算平均処理後の処理データに基づいて、前記生体活動電流源の位置、向き、大きさを推定する生体活動電流源推定装置であって、(a)生体活動電流源から発生する微小磁界を計測する度に得られる計測データを、2つのグループのいずれかに振りわけるデータ振り分け手段と、(b)前記各グループの計測データ群に基づき、加算平均処理を施す加算平均処理手段と、(c)前記加算平均処理後の各グループのデータをそれぞれ記憶する記憶手段と、(d)計測データが得られるごとに、前記記憶手段から各グループのデータをそれぞれ呼び出し、各グループのデータに対応した2つの波形を表示画面に同時に表示する画像表示手段とを備えたことを特徴とする生体活動電流源推定装置。