特許
J-GLOBAL ID:200903077601603797

多視点画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343206
公開番号(公開出願番号):特開平10-191394
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 従来は、いかなる場合であっても動き補償を行った後に視差補償を行うため、入力画像の性質変動に対応できず、符号化効率が低下する場合も発生する。 また、低ビットレートで符号化を行なう場合、フレームレートを低くすることが多いが、このような場合には前フレームと符号化フレームの時間的間隔が大きくなり、それに伴って動き量も大きくなるため、動き補償が有効に機能しなくなるという問題もある。【解決手段】 本発明では、基準画像に対して動き補償を行う第1の動き補償手段と、基準画像以外の視点の画像であるところの視差画像に対して視差補償を行う視差補償手段と、視差画像もしくは視差補償された視差画像に対して動き補償を行なう第2の動き補償手段と、ブロックごとに補償方法を選択する判断部とを備え、視差補償手段において全てのブロックに対して視差ベクトルを求めるとともに、符号化対象画像の復号画像と視差補償画像との差分画像を生成する。
請求項(抜粋):
符号化単位を画像領域の一部であるところのブロックとする多視点画像符号化装置において、1つの視点の画像を基準画像と定め、前記基準画像に対して動き補償を行う第1の動き補償手段と、前記基準画像以外の視点の画像であるところの視差画像に対して視差補償を行う視差補償手段と、前記視差画像もしくは視差補償された前記視差画像に対して動き補償を行なう第2の動き補償手段と、ブロックごとに補償方法を選択する判断部とを備え、前記視差補償手段においては前記判断部で選択される補償方法によらず全てのブロックに対して視差ベクトルを求めるとともに、符号化対象画像の復号画像と視差補償画像との差分画像を生成することを特徴とする多視点画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 13/00 ,  H04N 7/32
FI (2件):
H04N 13/00 ,  H04N 7/137 Z

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