特許
J-GLOBAL ID:200903077604034912

密閉形電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 康昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-235902
公開番号(公開出願番号):特開平8-077985
出願日: 1994年09月05日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 外部正極端子の電池本体部分への固定を確実にし、かつ電池蓋の絶縁層を保護するとともに絶縁層上への水滴の付着による短絡の発生を防止する。【構成】 電池容器1の開口部を、正極3とガラスまたはセラミックスで形成される絶縁層4とボディ5を有する電池蓋2で封口し、切り込みを設けた環状絶縁板8をボディ5上に載置し、導電管7の筒部7bを正極端子3に溶接し、導電管7の鍔部7aを環状絶縁板8上に配置し、外部正極端子6の鍔部6aを導電管7の鍔部7aに溶接し、電池蓋2の凹部に硬化性樹脂を流し込んで樹脂層9を形成し、絶縁層4を樹脂で覆う。
請求項(抜粋):
発電要素を内填した電池容器1の開口部を、中央部に正極端子3とその外周部に位置したガラスまたはセラミックスで形成される環状の絶縁層4とその外周側に位置する環状で金属製のボディ5とを有する電池蓋2で封口し、上記正極端子3に導電管7を介して接続する外部正極端子6を備えた密閉形電池において、上記電池蓋2の正極端子3とボディ5の外周部5aは上方に突出していて、電池蓋2は環状の凹部を有し、上記ボディ5の外周部5aは電池容器1の開口端部と溶接により接合され、上記外部正極端子6は鍔付きの帽子状をしていて、上記導電管7は下部に鍔部7aを有する筒状をしており、上記電池蓋2のボディ5の外周部5aより内周側の部分の上部には環状絶縁板8が載置され、上記導電管7の筒部7bは正極端子3に溶接により接合され、該導電管7の鍔部7aは上記環状絶縁板8上に配置され、上記外部正極端子6の鍔部6aは上記導電管7の鍔部7a上に配置されて該導電管7の鍔部7aに溶接により接合され、上記環状絶縁板8には切り込み8aが設けられ、電池蓋2の凹部には絶縁性を有する硬化性樹脂の注入により樹脂層9が形成され、電池蓋2の絶縁層4が上記樹脂層9の構成樹脂で覆われていることを特徴とする密閉形電池。
IPC (3件):
H01M 2/04 ,  H01M 2/08 ,  H01M 2/22

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