特許
J-GLOBAL ID:200903077604399805

非定常および異常状態の検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-260311
公開番号(公開出願番号):特開平6-109498
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】時系列データにノイズが含まれていたり、不規則な外乱が発生する場合であっても、プラントの非定常および異常状態を正確に検出する。【構成】プラント2の観測信号の履歴を、時系列データとして記憶する記憶装置3に入れておく。この時系列データに基づき、プラント2の挙動を、2つの自己回帰モデル4,5でそれぞれ推定する。両自己回帰モデル4,5を、入力層、中間層および出力層の3層構造のニューラルネットワークで構成する。かつ両自己回帰モデル4,5の中間層ユニット数が異なるようにする。中間層ユニット数が異なるニューラルネットワークの場合、正常状態では、ほぼ等しい推定値となる。しかし異常状態では、異なる推定値となる。このため、両自己回帰モデル4,5の推定値を、演算装置6で比較すれば、プラント2の異常状態を、簡単にしかも早く検出できる。
請求項(抜粋):
監視対象となるプラントの観測信号の履歴を時系列データとして記憶する記憶装置と、入出力層および任意数の中間層を有する階層型をなし、かつ中間層の構造を相互に異にするニュートラルネットワークでそれぞれ構成され、前記記憶装置からの時系列データの入力によりプラントの挙動を推定する複数の自己回帰モデルと、これら各自己回帰モデルから出力されるプラントの挙動の推定値を相互に比較し、非定常および発散的な異常状態を判定する演算装置とを具備することを特徴とする非定常および異常状態の検出装置。
IPC (2件):
G01D 21/00 ,  G05B 23/02 302

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