特許
J-GLOBAL ID:200903077604624396

基準電圧出力半導体装置、それを用いた水晶発振器及びその水晶発振器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335632
公開番号(公開出願番号):特開平10-229167
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 環境温度の変化に応じて基準電圧の電圧値を変更することのできる基準電圧出力半導体装置、それを用いた水晶発振器を得ること。【解決手段】 直列に接続されたディプレッション型MOSトランジスタとエンハンスメント型MOSトランジスタの少なくとも一方の導電係数を可変とし、両トランジスタの導電係数が常に異なるように調整することとした。これにより、温度によって出力電圧値を変えることのできる、すなわち所望の温度特性を有する基準電圧の出力を行うことが可能となる。従って、環境温度の変化に対応して必要となる基準電圧値の変更調整を有効に行うことができる。また、上記基準電圧出力半導体装置を使用し、所定構造の2階建てあるいは平面型のパッケージに実装することにより、水晶発振器の小型化並びに製造の容易化が達成される。
請求項(抜粋):
ゲート電極とソース電極とを接続した少なくとも1つのディプレッション型のMOSトランジスタと、これと同一導電型でゲート電極とドレイン電極とを接続した少なくとも1つのエンハンスメント型のMOSトランジスタとを直列に接続し、前記ディプレッション型MOSトランジスタのドレイン電極側に高電圧供給源を、前記エンハンスメント型MOSトランジスタのソース電極側に低電圧供給源を接続し、前記ディプレッション型MOSトランジスタとエンハンスメント型MOSトランジスタの中間接続点から所定電圧の基準電圧を出力する基準電圧出力半導体装置において、前記ディプレッション型MOSトランジスタとエンハンスメント型MOSトランジスタのいずれか一方の導電係数を可変とし、前記ディプレッション型MOSトランジスタとエンハンスメント型MOSトランジスタの導電係数を常に異なるように調整するようにしたことを特徴とする基準電圧出力半導体装置。
IPC (3件):
H01L 27/04 ,  H01L 21/822 ,  G05F 3/24
FI (4件):
H01L 27/04 B ,  G05F 3/24 B ,  H01L 27/04 H ,  H01L 27/04 V

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