特許
J-GLOBAL ID:200903077607568071

撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-166423
公開番号(公開出願番号):特開平7-075026
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】動く物体の広ダイナミックレンジの画像を最適に得ること【構成】第1の時間区間において、第1の露出時間で撮像された第1画像の第1の明度値D1の読み出しが行われ、第2の時間区間では、第2の露出時間で撮像された第2画像の第2の明度値D2の読み出しが行われる。第2の露光量により得られた第2画像の第2の明度値D2に応じた2つの関数値f(D2),g(D2)が発生される。次に、第1の露光量により得られた第1画像の第1の明度値D1に第1関数値f(D2)に応じた重み付けが行われる。又、第2の露光量により得られた第2画像の第2の明度値D2に第2関数値g(D2)に応じた重み付けが行われる。次に、それらの重み付けられた値が加算され、上記の演算は第1画像及び第2画像の各画素毎に実行され、広ダイナミックレンジの合成明度値が演算される。
請求項(抜粋):
物体を異なる露光量で撮像し、得られる画像データを合成することで広ダイナミックレンジの画像を得るようにした撮像装置において、物体を異なる少なくとも2つの露光量で撮像する少なくとも1つの撮像素子と、前記撮像素子に対する露光量を露光量の異なるn段(nは2以上の整数)に変化させて物体を撮像し、n段の各露光量で撮像して得られるn組の画像データを前記撮像素子から出力するように制御する撮像制御手段と、隣接する露光量で得られた2つの画像データを合成して拡張されたダイナミックレンジの合成画像を得るようにした合成手段であって、一方の露光量で得られた画像の明度値によって2つの重み係数を決定し、2つの画像の2つの明度値とそれらの重み係数に基づいて、露光量の大きい画像の飽和領域の明度値を露光量の小さい画像の明度値から演算することにより、ダイナミックレンジの拡張された合成画像データを生成することで、最初のn組の画像データをn-1組の画像データに縮約し、そのn-1組の画像データに関して上記の処理を繰り返すことで、最後に、最大に拡張されたダイナミックレンジの合成画像データを得る合成手段とを有することを特徴とする撮像装置。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H04N 5/235
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-107076
  • 特開昭62-108678
  • 特開平4-172086
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