特許
J-GLOBAL ID:200903077608043320

坑道掘削機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-142508
公開番号(公開出願番号):特開2000-328878
出願日: 1999年05月21日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 大きな推進力を必要とせず、機械の小型化が可能で、岩盤の掘削能力が高く、回転掘削刃を安定して支持できる坑道掘削機を提供する。【解決手段】 坑道掘削機本体1の前端部にベアリング10を介して支持された頭部掘削盤2の最先端部にそれぞれ回転自在に支持された複数の圧壊破砕刃3は立坑内に露出した地山15に最初に当接し、線状の圧壊破砕を生じさせ、小径の先導孔を形成する。圧壊破砕刃3の推進に連れて、刃先が地山15の岩盤の露出面に当接する位置を剥離破砕刃4bの中、最も中心軸に近いものの刃先が先導孔の孔口の外側表面に当接してその内側部分を剥離破砕する。以下、主支柱21の前面に取り付けられた径が大となる方向に順次、取り付けられた両側支持の剥離破砕刃4a、内片側支持の剥離破砕刃4cが次々に地山15の岩盤の露出面に当接し、その内側部分を剥離破砕することにより、円筒状の段差を有した略円錐形状の切羽を形成する。
請求項(抜粋):
掘削形成しようとする坑道とほぼ同一の径を有して先端部に回転可能に支持された頭部掘削盤を具え、該頭部掘削盤の前面に、掘削機本体の推進力を受けて地山に当接して転動する過程で前記地山を破砕する複数の回転掘削刃が回転自在に取り付けられた坑道掘削機において、前記回転掘削刃は前記頭部掘削盤の回転中心から所定の径より小さい範囲の前記地山に当接して線状の圧壊破砕を生じさせることにより小径の先導孔を形成する複数の圧壊破砕刃と、該圧壊破砕刃より後方であって、径方向および後方向にそれぞれ所定の間隔を有して外周側に向かって順次取り付けられ、各々が前記所定の径を越えた範囲の前記地山に当接して該地山を剥離破砕することにより地山に円筒状の段差を形成するように掘削する複数の剥離破砕刃とを含み、少なくとも前記頭部掘削盤の回転中心または外周部から離れた位置に取り付けられる前記剥離破砕刃は軸受けを両側で支持する両側支持のものであることを特徴とする坑道掘削機。
Fターム (7件):
2D054BA06 ,  2D054BA07 ,  2D054BA15 ,  2D054BB06 ,  2D054CA04 ,  2D054CA07 ,  2D054DA02

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