特許
J-GLOBAL ID:200903077615457580

優れた溶接部を有する電縫鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-303468
公開番号(公開出願番号):特開平8-155656
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 円筒状にロール成形した帯鋼のエッジ部を高周波誘導により板厚方向に均一に加熱して優れた溶接部品質とする。【構成】 帯鋼1を連続的にロール成形し、この帯鋼1に形成されるV形シェープのエッジ部1aに一対のコンタクトチップ2を摺動自在に配設し、コンタクトチップ2から高周波電流を流してエッジ部1aの板表面層および板裏面層を主体に加熱する。またV形シェープエッジ部1aの中間でかつ板厚中央に相当する位置の長手方向に沿って高周波誘導コイル3を配設し、このコイル3に高周波電流を流してエッジ部1aの板厚中央を選択的に補助加熱し、これによって帯鋼1のエッジ部1aの板厚方向を均一に加熱溶融し、一対のスクイズロール5により溶融したエッジ部1aを押圧して溶接する。
請求項(抜粋):
帯鋼を連続的に円筒状にロール成形し、この帯鋼に形成されるV形シェープのエッジ部に高周波電流を溶接電流として流して加熱溶融し、その後スクイズロールでエッジ部を加圧して突き合わせにより高周波電縫溶接する方法において、前記帯鋼に形成されるV形シェープエッジ部の中間でかつ板厚中央に相当する位置の長手方向に沿って配置した高周波誘導コイルに高周波電流を流してV形シェープエッジ部の板厚中央を選択的に補助加熱することを特徴とする優れた溶接部を有する電縫鋼管の製造方法。
IPC (2件):
B23K 13/00 ,  H05B 6/40

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