特許
J-GLOBAL ID:200903077620910803

生物測定学的な身元確認方法及び認証方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-584373
公開番号(公開出願番号):特表2003-533801
出願日: 2000年05月16日
公開日(公表日): 2003年11月11日
要約:
【要約】端末装置(2)のユーザ(1)を身元確認及び/又は認証する生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。ユーザは、目の移動を測定するモジュール(20)で個人の故意の目の運動パターンを検出することによって身元確認及び/又は認証される。ユーザは、例えば画像上の目の個人的な軌跡(51)の特徴を検出することによって身元確認及び/又は認証される。
請求項(抜粋):
【請求項01】 端末装置(2)のユーザ(1)を身元確認及び/又は認証する生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法において、ユーザは、目の移動を測定するモジュール(20)で個人の故意の目の運動パターンを検出することによって身元確認及び/又は認証されることを特徴とする生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項02】 少なくとも1つの予め規定した画像(5)が、ユーザ(1)に投影され、ユーザは、この画像を観察するときに個人の故意の目の運動パターンを検出することによって認識される請求項1に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項03】 連続画像が、ユーザ(1)に投影され、ユーザは、この連続画像を観察するときに個人の故意の目の運動パターンを検出することによって認識される請求項1又は2に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項04】 画像(5)は、仮想網膜表示装置(21)によって再生される請求項2又は3に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項05】 ユーザは、個人の目の方向の軌跡(51)を検出することによって身元確認及び/又は認証されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項06】 目の方向の軌跡(51)は、断続性眼球運動(54)を含む請求項1〜5のいずれか1項に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項07】 ユーザ(1)は、目の焦点合わせパターンを検出することによって身元確認及び/又は認証されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項08】 ユーザ(1)は、瞳孔の直径の個人的な変化を検出することによって身元確認及び/又は認証されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項09】 変化は、光の状態の変化によって引き起こされる請求項8に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項10】 少なくとも1つの予め規定した連続画像が、ユーザに投影され、このユーザは、画像の交換時の変化を検出することによって身元確認及び/又は認証される請求項8に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項11】 ユーザ(1)は、個人の瞬きの運動パターンを検出することによって身元確認及び/又は認証される請求項1〜10のいずれか1項に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項12】 瞬き運動は、光の状態の変化によって引き起こされる請求項11に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項13】 少なくとも1つの予め規定した連続画像が、ユーザ(1)に投影され、このユーザは、画像交換時の瞬き運動を検出することによって身元確認及び/又は認証される請求項11に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項14】 目の運動パターンは、両目の運動を考慮に入れることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項15】 目の運動パターンは、比較データにコード化され、基準データバンク(40)内に記憶された基準データと比較されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の生物測定学的な身元確認方法及び/又は認証方法。 【請求項16】 得られた比較データと基準データバンク(40)内に記憶された基準データとは、ビタビ格子によって比較される請求項15に記載の生物測定学的な方法。 【請求項17】 身体温度に依存するパラメータが、測定され、追加の認証パラメータとして使用される請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。 【請求項18】 虹彩の温度上昇に依存するパラメータが、測定され、追加の認証パラメータとして使用される請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。 【請求項19】 光の変化に対する虹彩の反応が、測定され、追加の認証パラメータとして使用される請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。 【請求項20】 目の運動パターンは、携帯可能な端末装置(2)によって検出され、端末装置内の移動無線部(24)によって移動無線ネットワーク(3)を経由して遠隔サーバ(4)に送信される請求項1〜19のいずれか1項に記載の方法。 【請求項21】 サーバ(4)は、サービスプロバイダによって管理され、移動無線部(24)とサーバ(4)との間の接続が、エンド・ツー・エンドに暗号化される請求項20に記載の方法。 【請求項22】 目の運動パターンは、電子署名される請求項20又は21に記載の方法。 【請求項23】 目の運動パターンは、ユーザの個人鍵によって電子署名される請求項22に記載の方法。 【請求項24】 端末装置(2)のユーザをトランザクションに対してサーバ(4)によって身元確認及び/又は認証する方法において、この端末装置(2)は、通信部(24)及び目の運動を検出するモジュール(20)を有し、この場合、この移動無線部(24)は、チップカードID付きのチップカードを有し、この場合、端末装置(2)は、トランザクション用の命令を通信ネットワーク(3)を経由してサーバ(4)に送信し、 この場合、このサーバ(4)は、IDに基づいて、個人の故意の目の運動パターンによってユーザ(1)を身元確認及び/又は認証する方法。 【請求項25】 端末装置(2)において、 この端末装置(2)は、個人の故意の目の運動パターンを検出する手段(20,23)を有すること、 この端末装置(2)は、目の運動パターンをコード化する手段(23)を有すること、及び、 この端末装置(2)は、このコード化された目の運動パターンを遠隔サーバ (4)に送信する手段(24)を有することを特徴とする端末装置(2)。 【請求項26】 端末装置(2)は、仮想網膜表示装置(21)を有する請求項25に記載の端末装置(2)。
IPC (6件):
G06F 15/00 330 ,  A61B 3/113 ,  A61B 5/11 ,  A61B 5/117 ,  G06T 7/00 300 ,  G06T 7/00 510
FI (6件):
G06F 15/00 330 F ,  G06T 7/00 300 F ,  G06T 7/00 510 D ,  A61B 3/10 B ,  A61B 5/10 310 Z ,  A61B 5/10 320 Z
Fターム (19件):
4C038VA04 ,  4C038VA07 ,  4C038VB04 ,  4C038VB31 ,  4C038VC05 ,  5B043AA09 ,  5B043BA04 ,  5B043BA05 ,  5B043GA02 ,  5B085AE25 ,  5B085BE01 ,  5B085BE04 ,  5B085BG01 ,  5L096BA03 ,  5L096BA18 ,  5L096CA02 ,  5L096FA64 ,  5L096HA04 ,  5L096JA11
引用特許:
審査官引用 (5件)
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