特許
J-GLOBAL ID:200903077625632330

バックフォーカスが非常に長いレトロフォーカスレンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-309013
公開番号(公開出願番号):特開2002-116380
出願日: 2000年10月10日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 極めて近距離投影にもかかわらず、大画面が得られ、かつ、投影画面も非常に明るく歪もほとんど無く高精細な画像が得られるレトロフォーカスレンズを提供する。【解決手段】 スクリーン側から発散レンズ系1および収斂レンズ系2を配置して構成される。発散レンズ系1は、レンズL1 〜L6 を含む前群1aおよびL7〜L9 を含む後群1bよりなる。前群および後群の焦点距離F16,F79および前群および後群の所定のレンズのアッベ数が所定の条件を満たし、さらにレンズL9 からL10まで, レンズL11からL12まで, およびレンズL14からL15までの空気間隔DD1,DD2およびDD3が所定の条件を満たす。収斂レンズ系2の第1群の焦点距離および所定のレンズのアッベ数,第2群の所定のレンズのアッベ数ならびに第3群のレンズの負のレンズ屈折率Ndおよびアッベ数が所定の条件を満たす。
請求項(抜粋):
スクリーン側から、スクリーン側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL<SB>1</SB> ,L<SB>2</SB> ,正の両凸レンズL<SB>3</SB> ,スクリーン側に凹面を向けた負のメニスカスレンズL<SB>4</SB> ,正の両凸レンズL<SB>5</SB> ,スクリーン側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL<SB>6</SB> ,L<SB>7</SB> ,正の凸レンズL<SB>8</SB> および負の両凹レンズL<SB>9</SB> よりなる発散レンズ系と、両凹レンズL<SB>9</SB> から空気間隔DD1離れた負の両凹レンズL<SB>10</SB>,正の両凸レンズL<SB>11</SB>,両凸レンズL<SB>11</SB>から空気間隔DD2離れた正の両凸レンズL<SB>12</SB>,正の両凸レンズL<SB>13</SB>,スクリーン側に凹面を向けた負のメニスカスレンズL<SB>14</SB>,メニスカスレンズL<SB>14</SB>から空気間隔DD3離れたスクリーン側に凸面を向けた負のメニスカスレンズL<SB>15</SB>,正の両凸レンズL<SB>16</SB>,スクリーン側に凹面を向けた負のメニスカスレンズL<SB>17</SB>および正の両凸レンズL<SB>18</SB>よりなる収斂レンズ系とを含み、レンズの接合面を有することない18群18枚のレンズ群より構成され、前記発散レンズ系は、レンズL<SB>1</SB> 〜L<SB>6</SB> を含む前群およびレンズL<SB>7</SB> 〜L<SB>9</SB> を含む後群に分割され、前記前群の合成焦点距離をF<SB>16</SB>,前記後群の合成焦点距離をF<SB>79</SB>およびレンズ系全体の焦点距離をFとしたとき、 8.6 <|F<SB>16</SB>/F|< 12.8 ・・・(1) 4.2 <|F<SB>79</SB>/F|< 5.8 ・・・(2)の条件を満たし、前記前群のレンズのうち、少なくとも1枚以上の負のレンズのアッベ数ν<SB>d</SB> はν<SB>d</SB> >62 ・・・(3)であり、かつ、凹面をスクリーン側に向けた負のレンズL<SB>4</SB> のアッベ数ν<SB>d</SB> はν<SB>d</SB> <36 ・・・(4)であり、前記後群のレンズのうち、少なくとも2枚以上の負のレンズのアッベ数ν<SB>d</SB> はν<SB>d</SB> >62 ・・・(5)であり、さらに、レンズL<SB>9</SB> からL<SB>10</SB>まで<SB>,</SB> レンズL<SB>11</SB>からL<SB>12</SB>まで<SB>,</SB> およびレンズL<SB></SB><SB>14</SB>からL<SB>15</SB>までの空気間隔をそれぞれDD1,DD2およびDD3としたとき、 3.2 <|DD1/F|< 4.2 ・・・(6) 3.7 <|DD2/F|< 5.0 ・・・(7) 1.5 <|DD3/F|< 2.3 ・・・(8)の条件を満たし、前記収斂レンズ系は、レンズL<SB>10</SB>,L<SB>11</SB>を含む第1群,レンズL<SB>12</SB>〜L<SB>14</SB>を含む第2群およびレンズL<SB>15</SB>〜L<SB>18</SB>を含む第3群に分割され、前記第1群は、焦点距離をF<SB>1011</SB>としたとき|F<SB>1011</SB>/F|> 60 ・・・(9)かつ、前記第1群の負のレンズのアッベ数ν<SB>d</SB> はν<SB>d</SB> >62 ・・・(10)前記第1群の正のレンズのアッベ数ν<SB>d</SB> はν<SB>d</SB> <35 ・・・(11)なる条件を満たし、前記第2群におけるレンズのうち、少なくとも1個の正のレンズのアッベ数ν<SB></SB><SB>d</SB> はν<SB>d</SB> >70 ・・・(12)なる条件を満たし、前記第3群のレンズのうち、負のレンズ屈折率をNd、アッベ数をν<SB>d</SB> としたとき、N<SB>d</SB> >1.8 ・・・(13)ν<SB>d</SB> <40 ・・・(14)かつ、正のレンズのアッベ数をν<SB>d</SB> としたとき、ν<SB>d</SB> >80 ・・・(15)なる条件を満たすことを特徴とするバックフォーカスが非常に長いレトロフォーカスレンズ。
Fターム (15件):
2H087KA06 ,  2H087LA03 ,  2H087PA15 ,  2H087PA17 ,  2H087PB18 ,  2H087QA02 ,  2H087QA07 ,  2H087QA17 ,  2H087QA22 ,  2H087QA25 ,  2H087QA34 ,  2H087QA42 ,  2H087QA45 ,  2H087RA41 ,  2H087RA42
引用特許:
審査官引用 (3件)

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