特許
J-GLOBAL ID:200903077630974079

溶液中の異物種類識別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-335433
公開番号(公開出願番号):特開平8-178837
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 金属光沢のある異物と金属光沢のない異物との画像処理による識別を自動的且つ容易に行ない得るようにする。【構成】 先ず、光学顕微鏡14の偏光態様を直交ニコルによる偏光条件に設定した状態で、反射光によるフィルタ13の反射照明の下に、荷電結合素子19でフィルタ13面の拡大された反射画像を撮像して二値化処理し、次いで、荷電結合素子19による反射画像内に異物を検出した場合に、直交ニコルによる偏光条件を平行ニコルによる偏光条件に切り替え設定した状態で、同様に、フィルタ13面の拡大された反射画像を撮像して二値化処理し、さらに、直交ニコルによる偏光条件で得られた撮像画像の処理結果と、平行ニコルによる偏光条件で得られた撮像画像の処理結果とを比較して、検出された異物の種類を金属光沢のある異物と金属光沢のない異物とに識別する。
請求項(抜粋):
溶液中に含まれる異物の種類を識別するために、該異物を識別し得るフィルタを用い、前記溶液をフィルタで濾過して異物を捕集した後、前記フィルタ面に捕集された異物を光学顕微鏡によって拡大すると共に、拡大された異物の画像を荷電結合素子で撮像し、且つ該撮像画像を二値化処理して計測する方法であって、先ず、前記光学顕微鏡の偏光態様を直交ニコルによる偏光条件に設定した状態で、反射光による前記フィルタの反射照明の下に、前記荷電結合素子で該フィルタ面の拡大された反射画像を撮像して二値化処理し、次いで、前記荷電結合素子による反射画像内に異物を検出した場合、前記直交ニコルによる偏光条件を平行ニコルによる偏光条件に切り替え設定した状態で、同様に、前記フィルタ面の拡大された反射画像を撮像して二値化処理し、さらに、前記直交ニコルによる偏光条件で得られた撮像画像の処理結果と、前記平行ニコルによる偏光条件で得られた撮像画像の処理結果とを比較して、前記検出された異物の種類を金属光沢のある異物と金属光沢のない異物とに識別することを特徴とする溶液中の異物種類識別方法。
IPC (4件):
G01N 21/21 ,  C07B 61/00 ,  G06T 1/00 ,  C07C 63/26
FI (2件):
G06F 15/62 380 ,  G06F 15/64 320 D

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