特許
J-GLOBAL ID:200903077633662566

自動車の車体後部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049733
公開番号(公開出願番号):特開平10-226360
出願日: 1997年02月17日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 車体後部に設けられるクォータピラーの剛性を向上させる。車室の換気装置の構成を簡単にさせ、車体の外部の雨水等が車室に流入しないようにする。【解決手段】 クォータピラー10が、クォータインナロアパネル25およびクォータアウタパネル26と、クォータリヤパネル27とを備える。ロアバックパネル17のインナパネル32を延出させて延出パネル34を形成する。上記クォータインナロアパネル25と、上記クォータリヤパネル27の中途部30と、上記延出パネル34の延出端35とを互いに結合させる。上記クォータリヤパネル27の内部空間40にリヤコンビネーションランプ41を収納させる。上記クォータリヤパネル27の一端縁28から上記中途部30に至るクォータリヤパネル27の内側部分37に、溶接ガン45を挿抜自在とさせる開口46を形成すると共に、この開口46を通し車室13と車体1の外部とを互いに連通させる。
請求項(抜粋):
左右クォータピラーの各下部を互いに結合させるロアバックパネルを設け、上記各クォータピラーが、車幅方向で離れて位置するクォータインナロアパネルおよびクォータアウタパネルと、車幅方向に延びてその一端縁が上記クォータインナロアパネルの後端縁に結合され他端縁が上記クォータアウタパネルの後端縁に結合されるクォータリヤパネルとを備え、このクォータリヤパネルの車幅方向の中途部を平面視で前方に向って突出するよう折り曲げ、上記ロアバックパネルのインナパネルの車幅方向における端部を延出させて延出パネルを形成し、上記クォータインナロアパネルの前後方向の中途部と、上記クォータリヤパネルの中途部と、上記延出パネルの延出端とを互いに結合させ、上記クォータリヤパネルの内部空間にリヤコンビネーションランプを収納させた自動車の車体後部構造において、上記クォータリヤパネルの一端縁から上記中途部に至る部分を構成しているこのクォータリヤパネルの内側部分に、溶接ガンを挿抜自在とさせる開口を形成すると共に、この開口を通し車室と車体の外部とを互いに連通させた自動車の車体後部構造。

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