特許
J-GLOBAL ID:200903077636280230
整形外科用キャスト
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-514029
公開番号(公開出願番号):特表平9-508812
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】熱回復性整形外科用キャストは、キャストポリマー(例えば、ポリカプロラクトン(PCL)あるいは比較的低い融点を有する側鎖結晶性ポリマー)により弾性変形した状態に保持される支持体を含む。このキャストは四肢の周りに配置され、次いで加熱される。キャストポリマーは軟化し、そしてキャストは四肢の周りに回復する。特にキャストポリマーがPCLであるか、あるいはかなりのまたはより高い融点を有する場合、ライナーは、好ましくはキャストと四肢との間に配置される。高強度キャストにとって、支持体は好ましくは、十分に緩和した場合、せいぜい1インチ2当たり300個の空孔(せいぜい1cm2当たり45個の空孔)を含有する開放メッシュの編布帛である。このような布帛は、最大15〜40%まで伸長可能な場合、硬化性ポリマーキャスト組成物(例えば、水硬化性ポリウレタンプレポリマー)を含むキャストテープとしても有用である。図1および2に示されるように、メリヤスライナー(2)は、好ましくはキャスト(1)と四肢との間に熱バリアとして配置される。補強成分は回復させたキャストを強化するために使用され得る。適切な補強成分は(A)回復前あるいは回復後にキャストに付与され、そして回復の間あるいは回復後に重合するポリウレタン前駆体、および(B)回復させたキャストに熱付与される熱可塑性材料を含む。この方法で製造されたキャストは、容易に取り外され得、そして再配置され得る副子を製造するために分けられ得る。
請求項(抜粋):
整形外科用キャストとしての使用に適切な物品であって、(1)以下を含む熱収縮性主要部材; (a)弾性的に伸長した支持体、および (b)(i)転移点Tsを有するキャストポリマーを含み、(ii)該支持体に密着し、そして該支持体を弾性的に伸長した状態に保持し、そして(iii)該キャストが、四肢の周りに配置された後にTsを越える温度に加熱される場合、軟化し、そして該四肢の方向に該熱収縮性部材を収縮させ得るキャスト組成物;ならびに(2)該主要部材の内部に固定され、そして該キャストが、該四肢の周りに配置された後に加熱される場合、該四肢と該主要部材の少なくとも一部との間に熱バリアを提供するライナー;を含む物品。
IPC (2件):
FI (3件):
A61L 15/07
, A61F 13/04 D
, A61F 13/04 N
前のページに戻る