特許
J-GLOBAL ID:200903077638940971

内燃機関の吸気装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-019000
公開番号(公開出願番号):特開平11-210481
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】適正なノック制御の維持とスワールに基づく燃焼性の向上とを併せ図ることのできる内燃機関の吸気装置を提供する。【解決手段】エンジン11の吸気通路32に設けられたスワールコントロールバルブ(SCV)34を閉じ側に制御することにより、燃焼室16内の混合気に与えられるスワールが強くなる。電子制御ユニットは、エンジン11の冷却水温、吸気温度及び点火時期遅角量を監視し、その監視結果に基づきノッキングが発生し易い状態でない旨判断すると、SCV34を閉じ側に制御してスワールを強くすることでエンジン11の出力向上を図る。また、電子制御ユニットは、上記監視結果に基づきノッキングが発生し易い状態である旨判断すると、SCV34を開き側に制御してスワールを弱めることでノックセンサ11cによるノッキング誤検出を防止する。
請求項(抜粋):
ノッキングの有無をノックセンサにより検出し、ノッキング有りが検出されるとき点火時期の遅角制御を行う内燃機関にあって、その燃焼室内の混合気に付与するスワールを調整するための吸気制御弁と、同機関の運転状態に基づき該吸気制御弁の開度を制御する制御手段とを備える内燃機関の吸気装置において、前記制御手段は、内燃機関の高負荷低回転時、前記遅角制御の遅角量に基づき、同機関にノッキングが発生し難い状態を示す遅角量にあるときには前記スワールを強め、ノッキングが発生し易い状態を示す遅角量にあるときには同スワールを弱めるよう前記吸気制御弁の開度を制御することを特徴とする内燃機関の吸気装置。
IPC (5件):
F02B 31/02 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/152 ,  F02P 5/153
FI (4件):
F02B 31/02 L ,  F02D 43/00 301 U ,  F02D 43/00 301 B ,  F02P 5/15 D

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