特許
J-GLOBAL ID:200903077640994680

可変容量型ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-355423
公開番号(公開出願番号):特開平5-256264
出願日: 1985年09月02日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 吐出圧と流量とを共に閉ループの電気-油圧系で単一の比例電磁制御弁を用いて制御することができると共に電気信号の消失時や負荷圧の異常上昇時においてポンプを直ちにアンロード状態にするフェールセーフ機能を有するロードセンシング制御型の可変容量型ポンプを提供する。【構成】 吐出量に対応した電気信号を出力する第1の検出手段と、吐出圧に対応した電気信号を出力する第2の検出手段と、可変要素の加圧室をタンクまたはポンプ吐出ポートに対して入力電流に比例した開度で連通させると共に入力電流の無いときには前記加圧室にポンプ吐出圧を導いてポンプをアンロード状態にするファンクションに自動復帰する比例電磁制御弁と、流量設定信号と第1の検出手段の検出信号との偏差に応じて前記入力電流の大きさを調整する第1制御手段と、圧力設定信号と第2の検出手段の検出信号とを入力としてポンプ吐出圧が設定圧に達したときに可変要素がカットオフ状態となるように前記入力電流を制御する第2制御手段とを備えている。
請求項(抜粋):
吐出量可変要素の変位をばね力に対抗する油圧力の制御で行うことにより吐出量を可変とした可変容量型ポンプにおいて、ポンプ吐出量に対応した電気信号を出力する第1の検出手段と、ポンプ吐出圧に対応した電気信号を出力する第2の検出手段と、外部から与えられる流量設定信号と前記第1の検出手段から出力される電気信号との偏差に相当する出力信号を生じる第1の電気的制御手段と、前記第1の電気的制御手段からの出力信号に応じた入力電流に比例して前記可変要素の加圧室とポンプ吐出ポートとの連通開度を絞ることにより前記可変要素の変位を最大吐出量位置からフルカットオフ位置まで制御すると共に前記入力電流の無いときには前記可変要素の加圧室にポンプ吐出圧を導いてポンプをアンロード状態にするファンクションに自動復帰する比例電磁制御弁と、外部から与えられる圧力設定信号と前記第2の検出手段から出力される電気信号とを入力としてポンプ吐出圧が設定圧力値に達したときに前記可変要素がカットオフ状態となるように前記入力電流を制御する第2の電気的制御手段とを備えたことを特徴とする可変容量型ポンプ。
IPC (3件):
F04B 49/06 321 ,  F04B 1/20 ,  F04B 49/00 341

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