特許
J-GLOBAL ID:200903077643037589

エンジンのバランサギヤ用潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-240670
公開番号(公開出願番号):特開平7-071221
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 バランサ軸をクランク軸に連動させる駆動歯車と従動歯車とによる油の撹拌抵抗を小さくさせると共に、真空ポンプ等被潤滑部を潤滑させるための油量が十分に確保されるようにする。【構成】 ケース内で、クランク軸側の駆動歯車118にバランサ軸112側の従動歯車119を噛合させる。上記ケース内に上記従動歯車119に隣接してギヤ油175を溜める油室176を設ける。この油室176と、上記従動歯車119を収容しているギヤ室117とを仕切るバッフル板177を設けると共に、上記油室176を上記ギヤ室117に連通させる小孔の連通孔178を設ける。上記従動歯車119で掻き上げられたギヤ油175が上記油室176に流入するようにする。この油室176内のギヤ油175を真空ポンプ71内に供給する一方、この真空ポンプ71から吐出された上記ギヤ油175を上記油室176に戻すようにする。
請求項(抜粋):
エンジンの外殻を構成するケース内に、クランク軸とバランサ軸とを上下に、かつ、互いに平行に設け、上記クランク軸側の駆動歯車に上記バランサ軸側の従動歯車を噛合させて、上記クランク軸に上記バランサ軸を連動させたエンジンにおいて、上記ケース内に上記従動歯車に隣接して油を溜める油室を設け、この油室と、上記従動歯車を収容しているギヤ室とを仕切るバッフル板を設けると共に、上記油室を上記ギヤ室に連通させる小孔の連通孔を設け、上記従動歯車で掻き上げられた油が上記油室に流入するようにし、この油室内の油を真空ポンプ等被潤滑部に供給する一方、この被潤滑部から吐出された上記油を上記油室に戻すようにしたエンジンのバランサギヤ用潤滑装置。
IPC (4件):
F01M 9/10 ,  F01M 9/06 ,  F01M 13/04 ,  F16F 15/26

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