特許
J-GLOBAL ID:200903077645264795

形状記憶生体内分解吸収性材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 久喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-139339
公開番号(公開出願番号):特開平10-309313
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 生体組織を火傷させることなく、その縫合、吻合、結紮、接合、再建、補綴などの処置を簡単に行うことができ、MRIやCTのハレーション現象を生じることがなく、生体内に残ることもない、形状記憶生体内分解吸収性材料を提供する。【解決手段】 乳酸系ポリマーの成形体からなり、所定温度以上に加熱するとその形状が外力を加えなくても記憶した形状に復元される材料であって、乳酸系ポリマーの所定形状の成形体(一次成形体)を、そのガラス転移温度より高く結晶化温度(結晶化温度がない場合は100°C)より低い温度で別の形状の成形体(二次成形体)に変形処理し、そのままガラス転移温度より低い温度に冷却してその形状を固定したものである。この材料は上記の変形処理温度以上に再加熱すると、瞬時に元の所定形状の成形体に形状が復元され、生体内で乳酸系ポリマーが加水分解されて吸収される。
請求項(抜粋):
乳酸系ポリマーの成形体からなり、所定温度以上に加熱するとその形状が外力を加えなくても記憶した形状に復元されることを特徴とする形状記憶生体内分解吸収性材料。
IPC (4件):
A61L 17/00 ,  A61B 17/04 ,  A61B 17/58 ,  A61L 27/00
FI (4件):
A61L 17/00 ,  A61B 17/58 ,  A61L 27/00 F ,  A61B 17/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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