特許
J-GLOBAL ID:200903077651275642

ディーゼル機関の排気微粒子除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207822
公開番号(公開出願番号):特開平7-063038
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 排気通路に2系統のフィルタを備えた排気微粒子除去装置において、新たなバイパス通路の追加なしに灰分除去処理を可能とする。【構成】 機関1の排気通路2A, 2Bに設けた2個のフィルタ5A, 5Bで排気ガス中の排気微粒子を同時捕集し、再生時期に交互に再生処理を実施するデュアルフィルタタイプのディーゼル機関の排気微粒子除去装置において、合流部bの下流側に排気制御弁V9を設け、所定回数のフィルタの再生の終了直後毎に、2次空気供給手段9の停止、開閉弁V5又はV6の閉弁、第2の制御弁V2の中立位置への制御、及び排気制御弁V9の閉弁を所定時間実行し、再生直後のフィルタに排気微粒子を含まない排気ガスを逆流させてフィルタを洗浄するように構成する。この結果、バイパス通路を追加することなく、灰分の除去を実行することができる。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関の排気通路を途中で2系統に分岐させた後に合流させ、各分岐通路内には排気ガス中の排気微粒子を捕集するフィルタをそれぞれ設けた排気微粒子浄化装置であって、各分岐通路を遮断、連通するように、前記分岐通路の分岐部および合流部に設けられた第1および第2の排気制御弁と、前記合流部の下流側に設けられた排気制御弁と、前記フィルタの下流側の前記分岐通路にそれぞれ連通する2次空気供給通路と、この2次空気供給通路の前記分岐通路への接続部に設けられた開閉弁と、前記2次空気供給通路に接続された2次空気供給手段と、前記フィルタの上流側の前記分岐通路にそれぞれ連通する再生燃焼ガス排出通路と、この再生燃焼ガス排出通路の前記分岐通路への接続部に設けられた開閉弁と、前記フィルタの下流側に設けられた加熱手段とを備え、前記フィルタが再生時期と判断された時には、前記各弁を開閉制御し、前記加熱手段と前記2次空気供給手段とを用いて各フィルタを交互に逆流再生するものにおいて、前記フィルタの再生の終了直後毎に、或いは、前記フィルタの再生が所定回数終了した直後に、前記2次空気供給手段の停止、前記2次空気供給通路の前記分岐通路への接続部に設けられた開閉弁の閉弁、前記第2の排気制御弁の中立位置への制御、および、前記排気制御弁の閉弁を所定時間実行し、再生直後のフィルタに排気ガスを逆流させてフィルタを洗浄することを特徴とするディーゼル機関の排気微粒子除去装置。
IPC (4件):
F01N 3/02 301 ,  F01N 3/02 ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 3/02 341

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