特許
J-GLOBAL ID:200903077653319485

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-117225
公開番号(公開出願番号):特開平11-310119
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、ブレーキ力を保持する機能を有する車両用ブレーキ装置に関し、クリープ現象によって坂道発進時の車両の後退を防止できない状況下でのみブレーキ力を保持して坂道発進を補助することを目的とする。【解決手段】 車両用ブレーキ装置は、マスタシリンダ10とホイルシリンダ18との間に設けられた一方向弁16及び保持バルブ22を備える。保持バルブ22が閉(オン)状態とされると、ブレーキ力が保持される。ECU26は、車両が停車中であると判別され、かつ、エンジン回転数NEが所定値以下の場合に、保持バルブ22を閉状態とすることによりブレーキ力を保持させる。また、車両の走行開始が検知されると、保持バルブ22を開状態とすることにより、ブレーキ力の保持を解除させる。
請求項(抜粋):
オートマティックトランスミッション車に搭載され、ブレーキ操作の解除後にブレーキ力を保持するブレーキ力保持手段を備える車両用ブレーキ装置であって、停車中であるか否かを判別する停車状態判別手段と、ブレーキ操作が行われているか否かを判別するブレーキ操作判別手段と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、停車中であり、かつ、ブレーキ操作が行われている状況下で、エンジン回転数が所定値以下である場合に、前記ブレーキ力保持手段を作動させる保持作動手段と、車両の走行開始を検知する走行開始検知手段と、車両の走行開始が検知された場合に前記ブレーキ力保持手段の作動を解除する保持解除手段とを備えることを特徴とする車両用ブレーキ装置。

前のページに戻る