特許
J-GLOBAL ID:200903077655195490

タンパク質結合酵素相補性検定に使用するキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-013412
公開番号(公開出願番号):特開平8-082626
出願日: 1985年10月28日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高い感受性において、高分子量および低分子量の双方の検体の定量的分析のための酵素相補性検定に関する改良された方法に使用するキットを提供する。【構成】 ?@〜?Cの成分から成るキット:?@スルフヒドリル、アミノおよびカルボキシル基から成る群から選ばれた反応性基を有するアミノ酸を挿入するまたはこのようなアミノ酸で置換する化学ポリペプチド合成技術を使用して調製された酵素ドナーポリペプチドを含む酵素ドナー結合体;?A検体に特異的な検体結合タンパク質;?B酵素ドナー結合体との相互作用によりβ- ガラクトシダーゼの触媒活性を有する活性酵素複合体を形成可能な酵素アクセプターポリペプチド;?C活性酵素による基質転化が検出できるように活性酵素複合体と反応可能な基質。
請求項(抜粋):
(a) 媒体中で(1) 試料;(2) 酵素ドナーポリペプチド結合体;(3) 検体に特異的な検体結合タンパク質;(4) 酵素ドナー結合体との相互作用によりβ- ガラクトシダーゼの触媒活性を有する活性酵素複合体を形成可能な酵素アクセプターポリペプチド;および(5) 活性酵素による基質転化率を追跡し得るように活性酵素複合体と反応できる基質を組合せることにより反応混合物を形成する段階において、上記酵素ドナー結合体は競合して検体結合タンパク質におよび酵素アクセプターに結合可能であり、上記検体結合タンパク質は検体の不存在下において活性酵素複合体の形成を阻害し、検体結合タンパク質、酵素アクセプターおよび酵素ドナー結合体の濃度はこのシステムで検出された検体量が基質の転化率によって直接変化するような段階である;(b) 反応混合物中の基質の転化率を測定する段階;および(c) 基質の転化率を既知濃度の検体を使用して得られた基質の転化率と比較することによって試料中の検体量を測定する段階から成る試料中の疑わしき検体量を測定するための改良された酵素相補性検定法であって、(d) 反応性基が活性酵素複合体を形成する酵素ドナー結合体と酵素アクセプターとの相互作用によるまたは酵素ドナー結合体の検体結合タンパク質および酵素アクセプターへの競争結合によるいずれかの妨害なしに検体または検体誘導体に共有結合できるものである、スルフヒドリル、アミノおよびカルボキシル基からなる群から選ばれた反応性基を有するアミノ酸を挿入するまたはこのようなアミノ酸で置換する化学的ポリペプチド合成技術により調製された酵素ドナーポリペプチドを使用する段階からなることを特徴とする検体の検定の実施に使用するキットにおいて、酵素ドナー結合体、検体結合タンパク質、酵素アクセプターおよび基質は検体の測定に相対的に十分な量存在することを特徴とする、下記の?@〜?Cの成分から成る、キット:?@反応性基が活性酵素複合体を形成する酵素ドナー結合体と酵素アクセプターとの相互作用によるまたは酵素ドナー結合体の検体結合タンパク質および検体にカップリングした酵素アクセプターへの競合結合によるいずれかの妨害なしに検体または検体誘導体に共有結合できるものである、スルフヒドリル、アミノおよびカルボキシル基から成る群から選ばれた反応性基を有するアミノ酸を挿入するまたはこのようなアミノ酸で置換する化学ポリペプチド合成技術を使用して調製された酵素ドナーポリペプチドを含む酵素ドナー結合体;?A検体に特異的な検体結合タンパク質;?B酵素ドナー結合体との相互作用によりβ- ガラクトシダーゼの触媒活性を有する活性酵素複合体を形成可能な酵素アクセプターポリペプチド;および?C活性酵素による基質転化が検出できるように活性酵素複合体と反応可能な基質。
IPC (6件):
G01N 33/543 551 ,  G01N 33/543 ,  C12Q 1/34 ZNA ,  G01N 33/536 ,  G01N 33/542 ,  C12N 15/09
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平7-079717

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