特許
J-GLOBAL ID:200903077658366503

等化器用フレーム同期回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-062178
公開番号(公開出願番号):特開平7-250120
出願日: 1994年03月08日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】広帯域伝送における周波数選択性フェージングを受けた受信信号の等化処理前のフレーム同期をとる際の誤同期の発生を回避する。【構成】受信信号を受信バッファ2に記憶させるとともに、フレーム同期相関器1で算出した相互相関値の絶対値を相関値バッファ3に一時格納する。相関ピーク検出器4で予め設定したしきい値aによって、相関値バッファ3に格納された相関値の最大値とその位置を検出し最大値情報として同期位置判定器5に入力する。同期位置判定器5は、最大値の前後数シンボルの区間の相関値を検索し、最大値に所定の割合を乗算したしきい値bより大きく、2番目の大きさの相関値で、最大値の位置より前にある相関値を検出したときその2番目の相関値の位置を同期位置とし、検出しないときは最大値の位置を同期位置として等化器6に与えるように構成した。
請求項(抜粋):
フレームにユニークワードが付加されたディジタル受信信号を等化器によって等化処理を行わせるために、該受信信号を格納する受信バッファと、前記受信信号と既知のユニークワードとの相互相関を算出しその絶対値を相互相関値として出力するフレーム同期相関器と、該相互相関値を一時記憶させる相関値バッファと、該相関値バッファから取り出した相互相関値を順次第1のしきい値と比較し、該第1のしきい値を超える相関ピーク値を検出したとき該相関ピーク値の最大値とその位置を最大値情報として出力する相関ピーク検出器と、前記最大値情報が入力され、前記最大値の位置より数シンボル前から数シンボル後までの所定の区間の範囲で、前記相関値バッファから取り出した相互相関値のうち2番目に大きな相関ピーク値とその位置を検出し、該2番目の相関ピーク値が、前記最大値に予め設定された所定の割合を積算した第2のしきい値を超えかつ前記最大値の位置より前にあるとき当該2番目の相関ピーク値の位置を同期位置として出力し、該2番目の相関ピーク値が、前記第2のしきい値を超えかつ前記最大値の位置より後にあるとき、及び前記第2のしきい値より小さいとき前記最大値の位置を同期位置として前記等化器に与える同期位置判定器とを備え、前記等化器は、前記同期位置判定器から与えられた同期位置をフレーム同期位置として前記受信バッファから受信データを順次読み出して等化処理するように構成されたことを特徴とする等化器用フレーム同期回路。
IPC (3件):
H04L 27/38 ,  H04J 3/06 ,  H04L 7/00

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