特許
J-GLOBAL ID:200903077660225704

高温耐食性に優れた複層型溶接鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-327253
公開番号(公開出願番号):特開平5-163529
出願日: 1991年12月11日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、炭酸ガスや湿潤硫化水素を含む腐食環境下で使用され、高温耐食性に優れた溶接鋼管の製造方法に関するものである。【構成】 本発明は、2種の成分から成る複層型溶接鋼管の製造において、外層部、即ち腐食環境と接するところは低C,Cr鋼として耐食性を高め、内層部は低合金鋼とし、管全体を熱処理する。本発明では、従来の高合金鋼に比べて高温耐食性に優れた溶接鋼管を安価に製造する技術を提供することができる。
請求項(抜粋):
外層成分がC :0.01〜0.10wt%Si:0.10〜1.00wt%Mn:0.10〜3.00wt%Cr:5.0〜25.0wt%を基本成分とし、Cu:1.0〜5.0wt%Ni:0.5〜7.0wt%Mo:0.10〜2.00wt%の1種または2種以上を含有した高合金鋼とし、内層成分がC :0.01〜0.50wt%Si:0.10〜1.00wt%Mn:0.10〜3.00wt%を基本成分とし、Nb:0.01〜0.10wt%V :0.01〜0.10wt%Mo:0.05〜0.50wt%Ti:0.005〜0.10wt%の1種または2種以上を含有した低合金鋼からなる複層スラブとし、該複層スラブを熱間圧延し溶接鋼管用素材を製造し、該溶接鋼管用素材を用いて成形後溶接して溶接鋼管とし、次いで管全体を800°C以上1100°C以下に加熱、その後冷却することを特徴とする高温耐食性に優れた複層型溶接鋼管の製造方法。
IPC (6件):
C21D 9/08 ,  B21C 37/08 ,  B21C 37/14 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18

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