特許
J-GLOBAL ID:200903077661209460

電磁式安全継手

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200415
公開番号(公開出願番号):特開平9-025957
出願日: 1995年07月12日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 安価な電磁式安全継手を提供する。【解決手段】 継鉄7には、調整リング9が軸線方向への位置調整を自在に嵌合されてねじ10で固定されている。調整リング9の断面がテーパ状の磁束通過部9eは、ロータの外側円筒部6bに形成された断面がテーパ状の磁束通過部6gと隙間S2をおいて半径方向で対向しており、これら磁束通過部9e、6gが寸法L1だけ重なり合っている。電磁コイル8の磁束は、継鉄7から調整リング9、調整リング9から隙間S2を通りロータの外側円筒部6b、ロータの噛合い歯6fからアーマチュア16の噛合い歯16b、アーマチュア16からロータの円板部6c、ロータの内側円筒部から継鉄7に流れる磁気回路を形成するので、アーマチュア16の噛合い歯16bとロータの噛合い歯6fが噛合う。調整リング9を軸線方向へ移動して磁気回路の磁気抵抗を変えることにより、噛合い歯16b、6fの離脱トルクが設定される。
請求項(抜粋):
多条に巻回された電磁コイルが外部と絶縁されて固定されたフィールドコアと、このフィールドコアの外周面に軸線方向の位置調整を自在に嵌合されて固定された調整リングと、この調整リングと半径方向の隙間をおいて重ね合わされた外側円筒部が形成されたロータと、このロータに磁気吸着されるアーマチュアと、このアーマチュアを前記ロータから引き離す弾性部材とを備え、前記電磁コイルの磁束が、前記調整リングから前記ロータの外側円筒部に流れ前記アーマチュアに迂回される磁気回路を形成するとともに、前記ロータの外側円筒部に対して前記調整リングを軸線方向に移動させることにより、前記磁気回路の磁気抵抗を調整したことを特徴とする電磁式安全継手。
IPC (2件):
F16D 27/14 ,  F16D 27/118
FI (2件):
F16D 27/14 Z ,  F16D 27/10 361
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-114208
  • 特開平3-144126
  • 特開昭57-114208
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