特許
J-GLOBAL ID:200903077666276130

屋根用融雪装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 宗久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-087424
公開番号(公開出願番号):特開平9-250212
出願日: 1996年03月15日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単でランニングコストの掛からない屋根用融雪装置を得る。【解決手段】 屋根20表面に、格子枠30と台板40と断熱シート50とを順次介して、シート10を敷設する。そして、屋根20頂部の上方の温水タンク60内の温水を、温水路64を通して、屋根20の頂部の配水パイプ70内に流入させる。そして、その温水を、配水パイプ70の側壁の温水流出口を通して、シート10表面に流出させる。そして、シート10表面に積もる雪を温水で溶かす。温水で溶かした雪溶け水は、屋根の軒先の樋80内に受けて、分配器90で、廃棄する雪溶け水と、温水化する雪溶け水とに分配する。温水化する雪溶け水は、暖房器具120で加熱して温水化して、地下に埋設した貯留タンク130に貯留する。貯留タンク130内の温水は、温水循環手段140を用いて、温水タンク60内に循環、流入させる。
請求項(抜粋):
屋根表面に格子枠と台板と断熱シートとを順次介して敷設したシートと、該シート表面に複数本縦に並べて備えた起立壁であって、シート表面に屋根の傾斜方向を向く複数本の縦溝を形成する起立壁と、屋根頂部の上方に配設した温水タンクと、屋根頂部に敷設した配水パイプと、該パイプ内に前記温水タンク内の温水を流入させる温水路と、前記配水パイプの側壁に開設した温水流出口であって、前記シート表面の縦溝内に配水パイプ内の温水を流出させる温水流出口と、屋根の軒先に配設した樋であって、前記シート表面の縦溝内を流れ落ちる雪溶け水を受ける樋と、該樋内に受けた雪溶け水を温水化する雪溶け水と廃棄する雪溶け水とに分配する分配器と、該分配器で分配した廃棄する雪溶け水を排水路又は貯水槽に排出する排出手段と、前記分配器で分配した温水化する雪溶け水を屋内に備えられた暖房器具で加熱する加熱手段と、該加熱手段で加熱されて温水となった雪溶け水を貯留する貯留タンクであって、地下に埋設した貯留タンクと、該貯留タンク内の温水を前記温水タンク内に循環、流入させる温水循環手段とを備えたことを特徴とする屋根用融雪装置。
IPC (3件):
E04D 13/00 ,  E04D 13/064 501 ,  E04H 9/16
FI (3件):
E04D 13/00 A ,  E04D 13/064 501 H ,  E04H 9/16 L

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