特許
J-GLOBAL ID:200903077669222511

蒸気タービンシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-368236
公開番号(公開出願番号):特開2004-197672
出願日: 2002年12月19日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】運転停止時における蒸気タービン内への空気の流入を防止する。【解決手段】ボイラ5に、第1の開閉弁6を設けた蒸気供給管7を介して蒸気タービン8を接続し、蒸気タービン8に、第2の開閉弁10を設けた蒸気排出管11を介して復水器12を接続し、復水器12とボイラ5とを配管13を介して接続する。蒸気タービン8の回転軸14を軸シール機構15にシール状態で回転可能に支持する。蒸気排出管11において、第2の開閉弁10と並列にバイパス配管17を設け、そのバイパス配管17に、蒸気タービン8内の圧力を制御する圧力制御弁18を設け、蒸気タービン8の運転停止時に、蒸気タービン8内の圧力が軸シール機構15の外側の圧力よりも設定圧力だけ高くなるように圧力制御弁18の開度を制御し、軸シール機構15を通じて蒸気タービン8内に空気が流入することを防止する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
アンモニアと水の混合媒体を加熱して蒸気を発生するボイラと、 前記ボイラからの高圧蒸気で回転動力を得る蒸気タービンと、 前記蒸気タービンの回転軸をシール状態で回転可能に支持する軸シール機構と、 前記蒸気タービンから排出される蒸気を液化する復水器とを備えた蒸気タービンシステムにおいて、 前記ボイラと前記蒸気タービンとを接続する蒸気供給管に設けられて、蒸気の供給を停止する第1の開閉弁と、 前記蒸気タービンと前記復水器とを接続する蒸気排出管に設けられて、蒸気の排出を停止する第2の開閉弁と、 前記第1および第2の開閉弁の少なくとも一方と並列に設けられるバイパス配管と、 前記バイパス配管に設けられて前記蒸気タービン内の圧力を制御する圧力制御弁と、 前記軸シール機構の外側の圧力を測定する外部圧力計と、 前記蒸気タービン内の圧力を測定する圧力計と、 前記蒸気タービンの運転停止時に、前記圧力計で測定される前記蒸気タービン内の圧力が前記外部圧力計で測定される圧力よりも設定圧力だけ高くなるように前記圧力制御弁の開度を制御する圧力制御手段と、 を備えたことを特徴とする蒸気タービンシステム。
IPC (4件):
F01K23/10 ,  F01D17/00 ,  F01K25/10 ,  F02G5/02
FI (5件):
F01K23/10 G ,  F01D17/00 J ,  F01D17/00 N ,  F01K25/10 D ,  F02G5/02 B
Fターム (12件):
3G071AB01 ,  3G071BA22 ,  3G071CA02 ,  3G071DA11 ,  3G071FA03 ,  3G071HA03 ,  3G081BA02 ,  3G081BA11 ,  3G081BB07 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA06

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