特許
J-GLOBAL ID:200903077676016463

磁気抵抗ヘッド及び磁気抵抗ヘッドにおける磁気抵抗素子及び硬磁性膜の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-193569
公開番号(公開出願番号):特開平10-302232
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 縦形磁気抵抗(MR)ヘッドにおいて、そのMR素子に供給する検出電流が硬磁性膜(ハード膜)を流れてヘッド再生出力が低下するのを防止する。【解決手段】 縦形MRヘッド10はMR素子14を備えており、このMR素子14は、略々矩形の薄膜素子として形成されており、下縁16、上縁18、及び両側縁20、22を有する。MR素子14の両側縁20、22の端面に夫々、水平バイアス用の一対のハード膜24、26が接合している。MR素子14の下縁16及び上縁18に夫々、下側電極膜28と上側電極膜30とが接続している。ハード膜24、26を、比抵抗が0.1Ωcm以上のフェライト材料で形成したため、MR素子14に供給する検出電流がハード膜24、26を流れることが実質的に防止されており、それによるヘッド再生出力の低下が回避されている。
請求項(抜粋):
磁気記録トラックに近接して位置付けられる第1縁と、該第1縁とは反対側の第2縁と、前記磁気記録トラックの幅方向の両端である第3縁及び第4縁とを有する略々矩形の薄膜素子として形成された磁気抵抗素子と、該磁気抵抗素子の前記第3縁及び前記第4縁に夫々が接合した水平バイアス用の一対の硬磁性膜と、該磁気抵抗素子の前記第1縁及び前記第2縁に夫々が電気的に接続した一対の電極膜とを備えた磁気抵抗ヘッドにおいて、前記硬磁性膜を、比抵抗が0.1Ωcm以上の硬磁性材料で形成したことを特徴とする磁気抵抗ヘッド。
IPC (2件):
G11B 5/39 ,  H01F 10/30
FI (2件):
G11B 5/39 ,  H01F 10/30

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