特許
J-GLOBAL ID:200903077683309930

高強度高耐食継目無鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218624
公開番号(公開出願番号):特開平11-061254
出願日: 1997年08月13日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】耐SSC性に優れた降伏応力が140〜155ksi(985〜1068MPa)級の、油井やその関連設備に使用できる高強度高耐食性継目無鋼管の製造方法。【解決手段】重量%にて、C:0.2〜0.35%、Si:0.05〜0.5%、Mn:1〜5%、Mo:0.2〜1%、Ti:0.005〜0.5%、B:0.0001〜0.01%、Nb:0.005〜0.1%およびsol.Al:0.005〜0.5%を含み、他に必要によりCr、V、W、Zr、Caのうちの1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物の鋼からなるビッレトを、熱間穿孔および圧延する際の最終の仕上げ圧延段階において、850〜1100°Cの温度範囲で肉厚減少率40%以上の加工を施した後、850〜1100°Cの温度範囲に10秒から30分間加熱保持する補熱処理を施してからそのまま直接焼入れし、その後焼戻しする。
請求項(抜粋):
熱間で穿孔および圧延して鋼管形状に成形後そのまま直接焼入れし、焼戻しを行って所要強度に調質する継目無鋼管の製造方法であって、重量%で、C:0.2〜0.35%、Si:0.05〜0.5%、Mn:1〜5%、Mo:0.2〜1%、Ti:0.005〜0.5%、B:0.0001〜0.01%、Nb:0.005〜0.1%、sol.Al:0.005〜0.5%、Cr:0〜1.2%、V:0〜0.5%、W:0〜1.0%、Zr:0〜0.5%、Ca:0〜0.01%を含み、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、不純物中のP、S、Ni、NおよびOが、それぞれP:0.025%以下、S:0.01%以下、Ni:0.1%以下、N:0.01%以下、O:0.01%以下である鋼のビレットを、熱間で穿孔および延伸圧延する際に、最終の仕上げ圧延段階において850〜1100°Cの温度範囲で肉厚減少率40%以上の加工を施した後、850〜1100°Cの温度範囲に10秒から30分間加熱保持する補熱処理を施してからそのまま直接焼入れし、その後焼戻しすることを特徴とする、985〜1068MPaの降伏応力を有する高強度高耐食継目無鋼管の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/10 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C21D 8/10 B ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/58

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