特許
J-GLOBAL ID:200903077686465959

処理、包埋、およびミクロトームによる切片化手順中に組織標本をハンドリングし保持するカセットおよび包埋アセンブリ、そのための載置装置、およびそのための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  村山 靖彦 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-539746
公開番号(公開出願番号):特表2006-500584
出願日: 2002年09月26日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
本開示は、包埋およびミクロトームによる切片化の工程中に、組織標本(80)を保持するカセット(10)、フレーム(12)、およびモールド(14)、ならびにそれに関連する方法に関する。カセット(10)は、ミクロトーム内で切片化可能であり、底壁(24)および複数の側壁(22a〜22d)を備えた本体(20)を含む。第1および第2の側壁(22a〜22c)は、概ねV形であり、ミクロトームの刃に対して「V」形の頂点が向けられる。カセット(10)の蓋(32)は、組織標本(80)を位置決めする助けとなるように、カセット(10)の底壁(24)よりも剛性が高い。このカセットの側壁(22a〜22d)には、ミクロトームの刃によって切り出さなければならないカセット材料の量を大きく減少させるために穴が開けられる。一実施形態では、刃の摩耗をさらに少なくするために、1つの側壁(124a)上のリブ(128)は、反対側の側壁(124b)上のリブ(128)に対して相対的に長手方向にオフセットされる。このカセットの上部フランジ(140)は、フレーム(12)内の移動止め(54、56および58、60)と位置が合うように構成されたくぼみ(142a〜142f)を含む。
請求項(抜粋):
組織標本を保持するカセットであって、 前記組織標本を受け取る内部スペースを画定するための、底壁および該底壁に対して上向きに延びる複数の側壁を含む本体を備え、 前記底壁および前記複数の側壁は、ミクロトーム内で切片にし得る材料から構成され、前記複数の側壁は、前記底壁の両側に第1および第2の側壁を含み、該第1および第2の側壁はそれぞれ、前記第1および第2の側壁のほぼ中点から、前記底壁の反対側の前記第1および第2の側壁の他方に向かって曲がった部分を含む、カセット。
IPC (1件):
G01N 1/36
FI (1件):
G01N1/28 R
Fターム (8件):
2G052AA33 ,  2G052AD34 ,  2G052DA12 ,  2G052DA22 ,  2G052EC03 ,  2G052FA01 ,  2G052GA31 ,  2G052JA09
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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