特許
J-GLOBAL ID:200903077688994495

超電導ケーブル導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-249279
公開番号(公開出願番号):特開平7-169343
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 交流損失の低減された、可撓性を有する酸化物超電導ケーブル導体を提供する。【構成】 酸化物超電導体からなる複数のフィラメントが安定化金属で被覆されたテープ状多芯超電導線を可撓性を有するフォーマーに螺旋状に巻付ける。超電導線は、0.3%以下の曲げ歪み率でフォーマーに好ましく巻付けられる。多芯超電導線をフォーマー10に巻付ける際、所定本数のテープ状多芯超電導線11を芯材上に並べて巻き第1の層を形成する。次に第1の層上に絶縁層20を設ける。絶縁層20は、絶縁テープにより形成することができる。絶縁層20上に、所定の本数のテープ状超電導多芯線11′を並べて巻き第2の層を形成する。絶縁層20は、導体の交流損失を低減する役割を果たす。フォーマーが金属からなる場合、フォーマーと多芯超電導線との間に絶縁層を設けることがより好ましい。
請求項(抜粋):
酸化物超電導体を用いる超電導ケーブル導体であって、可撓性を有する長尺の芯材と、前記芯材上に螺旋状に巻付けられた複数のテープ状多芯酸化物超電導線と、電気絶縁層とを備え、前記テープ状多芯酸化物超電導線は、酸化物超電導体からなる複数のフィラメントと、それらを覆う安定化金属とを含み、前記複数のテープ状超電導線は、それぞれにおいて複数本の前記テープ状超電導線が並べられて巻かれた複数の層を形成し、前記複数の層は、前記芯材上に順に積み重ねられており、前記絶縁層は、前記複数の層の間に少なくとも設けられ、前記芯材は前記超電導ケーブル導体に可撓性を付与し、かつ前記超電導ケーブル導体は、液体窒素温度において超電導状態を保持できる、超電導ケーブル導体。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • セラミックス超電導導体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-358583   出願人:古河電気工業株式会社
  • 特開昭62-180910
  • 特開昭62-180910

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