特許
J-GLOBAL ID:200903077692224599
異常診断アルゴリズム自動構築方法およびその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-012144
公開番号(公開出願番号):特開平5-203544
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 各種の診断対象に対して、精度の高い診断を行う異常診断アルゴリズムを構築する。【構成】 性状が正常なものと異常のものとに分けられた診断グループに対して複数の診断用パラメータに関する値を測定し、各診断用パラメータについての測定値に統計的処理を施し、この処理結果に基づいて診断用パラメータ群の中から有効なパラメータと予測される診断用パラメータを複数個抽出し、抽出した有効な診断用パラメータについての測定値に基づいて診断対象の性状の良否を判定するための診断レベルを決定し、診断レベルに基づいて、正常・異常品を判別するアルゴリズムを構築するに際し、正常グループの正常品偏差量平均値が規準値以下だった場合、正常品平均値に対する所定の値を、正常品の各測定値の仮想測定値として再演算する。正常品平均値に対して個々の測定値が小さい場合には、偏差量算出手段において偏差量の算出値を強制的に零とする。
請求項(抜粋):
複数の診断対象を正常グループと異常グループとに分け、各グループの各診断対象に対して複数の診断用パラメータに関する値を測定し、各診断用パラメータについての測定値のうち正常グループの平均値を算出し、この平均値と前記測定値から正常グループの分散を各診断用パラメータ毎に算出し、異常グループの分散を各診断用パラメータ毎に算出し、正常グループについて算出された分散と異常グループについて算出された分散との比または差から各診断用パラメータの分散率を算出し、算出した分散率を基に診断用パラメータ群の中から有効な診断用パラメータを複数個抽出し、各診断対象について測定値と前記正常グループについての平均値との偏差量を、抽出した診断用パラメータについて算出し、算出した偏差量から正常グループの偏差量平均値と標準偏差量を算出し、これらの算出値から各有効な診断用パラメータについての個別確信度を算出し、各個別確信度に基づいて最終総合確信度を算出し、この算出値に従って決定される診断レベルにより診断対象の性状の良否を判定するアルゴリズム構築方法において、前記有効とされた診断用パラメータのうち、正常グループの偏差量平均値が規準値以下になった場合、正常グループの平均値に対し、所定の値を持つ仮想値を正常グループ個々の仮想測定値とし、以降、前記正常グループの仮想測定値による偏差量,標準偏差,個別確信度,最終総合確信度の算出値に従って決定される診断レベルより診断の性状の良否を判定することを特徴とする異常診断アルゴリズム自動構築方法。
IPC (3件):
G01M 19/00
, G01N 29/14
, G05B 23/00
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