特許
J-GLOBAL ID:200903077697159957

油中ガスの分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-125958
公開番号(公開出願番号):特開平6-331515
出願日: 1993年05月27日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 分析作業効率を大幅に向上すると共に分析精度も向上できること。【構成】 脱気部19及び検量管4を真空引きしておき、その脱気部19内と採油ビン2内の圧力差を利用して脱気部19内に溶存ガスを抽出し、また抽出ガスを脱気部19内と検量管4内との圧力差を利用して検量管4に送り込むので、溶存ガスを絶縁油1から迅速に抽出でき、しかも希釈されない抽出ガスを分離部5に送って単一成分のガスに分離し、そのガスを、対応する夫々の検知器8,7,6で検出するので、分離部5の分離精度を十分確保でき、単一成分のガスの検出精度も十分確保できる結果、精度の高い分析を確実に行うことができる。
請求項(抜粋):
採油ビン内の絶縁油から溶存ガスを抽出する脱気部,脱気部内の抽出ガスを取り込む検量管を有する抽出機構と、検量管からの抽出ガスを夫々の単一成分毎に分離する分離部と、分離部によって分離された単一成分毎のガスを種類別に検知する夫々の検知器と、夫々の検知器の検出に基づき単一成分毎のガスの濃度を分析する演算部とを備え、前記抽出機構が、検量管及び脱気部間を真空引きし、かつ該脱気部内の圧力と採油ビン内の圧力との差によって脱気部内に絶縁油中の溶存ガスを抽出させ、かつ脱気部内の圧力と検量管内との圧力との差によって抽出ガスを検量管内に取り込む真空手段を有していることを特徴とする油中ガスの分析装置。

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