特許
J-GLOBAL ID:200903077699288770

燃焼排ガスの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-047901
公開番号(公開出願番号):特開平11-248141
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 排ガス中の酸性ガスを中和する消石灰の使用量を節約できる燃焼排ガスの処理方法を提供する。【解決手段】 ごみ焼却炉1の排ガス煙道に消石灰を導入して排ガス中のHClガスを中和し、中和生成物及び未反応消石灰を粉体としてバグフィルタ10で除去し、浄化した排ガスを煙突12から排出する共に、除去した粉体を灰溶融炉18に導入して固化する排ガス処理方法において、消石灰導入点Aの上流のB点とバグハウス9下流のC点で排ガス中のHCl濃度を連続的に測定し(31,34)、B点でのHClガス濃度が上昇した際に消石灰の導入量を一時的に増すと共に、一時的な増量供給の終了後にC点でのHCl濃度が規制値以下となるまで、バグフィルタ10で除去した粉体を消石灰導入点Aに循環させ、未反応消石灰を再利用する。
請求項(抜粋):
燃焼炉の排ガス煙道に中和剤を導入することにより排ガス中の酸性ガスを中和し、該中和生成物及び未反応の中和剤を粉体として脱塵装置で除去し、浄化した排ガスを排出する燃焼排ガスの処理方法において、中和剤導入位置の上流及び脱塵装置の下流で排ガス中の酸性ガス濃度を連続的に測定し、中和剤導入位置の上流での酸性ガス濃度が上昇した際に中和剤の導入量を一時的に増加させると共に脱塵装置で除去した粉体を燃焼炉の排ガス煙道に循環させ、該粉体の循環は一時的な増量導入の終了後に脱塵装置下流側の酸性ガス濃度が規制値以下となるまで続けることを特徴とする燃焼排ガスの処理方法。
IPC (4件):
F23J 15/02 ,  B01D 53/68 ,  F23J 7/00 ,  F23J 15/00
FI (4件):
F23J 15/00 C ,  F23J 7/00 ,  B01D 53/34 134 A ,  F23J 15/00 Z

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