特許
J-GLOBAL ID:200903077701471464
自動演奏ピアノのペダル機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-015337
公開番号(公開出願番号):特開平10-214082
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 ペダル操作時に発生する衝突音を簡易な機械構成により十分緩和する自動演奏ピアノのペダル機構を提供する。【解決手段】 突揚棒17が不作動位置から距離L1だけ上昇するまでの区間においては、抵抗体45と突揚棒17とは互いに摺動することなく両者とも上昇する。そして、突揚棒17が距離L1だけ上昇したとき、抵抗体45の上面は第1規制部43のクッション材43aに当たるため、抵抗体45はそれ以上上昇するのを阻止される。しかし、突揚棒17のストローク距離Lは距離L1よりもL2だけ長いため、突揚棒17は抵抗体45から所定の摩擦抵抗を受けながら距離L2だけ上昇し、作動位置に至る。このように突揚棒17は作動位置に至る手前で抵抗体45から所定の摩擦抵抗を受けながら移動するため、ペダルからペダルの機能を果たす部材に至るまでの繋ぎ部分での衝突音が緩和される。
請求項(抜粋):
ピアノのペダルがソレノイドにより自動操作される自動演奏ピアノのペダル機構であって、前記ペダルに連動して作動位置と不作動位置との間を移動する移動部材と、前記移動部材に設けられた抵抗部材と、前記抵抗部材の移動を規制するために該抵抗部材を挟むように設けられ、該抵抗部材との間隙が、前記移動部材が作動位置から不作動位置まで移動するストローク長さよりも短く設定された1対の規制部材とを備え、前記移動部材は、作動位置と不作動位置との間を移動する際、当初は前記抵抗部材と共に移動し、その途中で前記1対の規制部材のいずれか一方により前記抵抗部材の移動が規制された後は前記抵抗部材から所定の摩擦抵抗を受けながら移動することを特徴とする自動演奏ピアノのペダル機構。
IPC (2件):
FI (2件):
G10F 1/02 Z
, G10C 3/26 A
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