特許
J-GLOBAL ID:200903077711123740
光学系鏡筒におけるレンズ保持方法並びに光学系鏡筒及びそれを用いた光学機器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高梨 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114154
公開番号(公開出願番号):特開平9-281374
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 光軸方向に互いに接触するゲートを有するプラスチックレンズとガラス製のレンズを含む複数のレンズを鏡筒に接着剤によりプラスチックレンズの光学性能の劣化を生ずることなく保持固定できる光学系鏡筒におけるレンズ保持方法並びに光学系鏡筒及びそれを用いた光学機器を提供すること。【解決手段】 外周部に凸状のゲート12bを有するプラスチックレンズ12を鏡筒13の内部に当該鏡筒13に設けた逃げ部13cに上記ゲート12bを嵌入させて挿入し、このプラスチックレンズ12を鏡筒13内の受け面に当接させて光軸14方向に位置決めした状態に保持させ、この鏡筒13の内部にガラス製のレンズ11を挿入して当該ガラス製のレンズ11を上記プラスチックレンズ12に当該プラスチックレンズ12の光軸14方向に接触させた状態に保持させ、このガラス製のレンズ11を鏡筒13に当該鏡筒13の逃げ部13bと異なる位置に設けた挿入部13bで接着剤15により接着固定する。
請求項(抜粋):
光軸方向に互いに接触する少なくとも二つのレンズを鏡筒に保持する光学系鏡筒におけるレンズ保持方法であって、外周部に凸状のゲートを有するプラスチックレンズを鏡筒の内部に当該鏡筒に設けた逃げ部に上記ゲートを嵌入させて挿入し、このプラスチックレンズを上記鏡筒内の受け面に当接させて光軸方向に位置決めした状態に同鏡筒の内部に保持せしめ、この鏡筒の内部にガラス製のレンズを挿入し、このガラス製のレンズをプラスチックレンズに当該プラスチックレンズの光軸方向に接触させた状態に同鏡筒の内部に保持せしめ、このガラス製のレンズを上記鏡筒に当該鏡筒の逃げ部と異なる位置に設けた挿入部で接着剤により接着固定する、ことを特徴とする光学系鏡筒におけるレンズ保持方法。
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