特許
J-GLOBAL ID:200903077713338093

車両用減衰装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-082863
公開番号(公開出願番号):特開2000-272321
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】車両において、ばね下振動,ローリング,ピッチングおよびバウンシングを良好に減衰させる。【解決手段】ばね下振動,ローリング,ピッチングおよびバウンシングの際には、ショックアブソーバ10〜16が収縮または伸長させられることにより、オイル室28,30の一方から他方へオイルの流れが生じ、流動抵抗付与装置26により減衰力が発生させられる。それに加えて、ローリング時には流動抵抗付与装置60,72が互いに並列に作用することによって、ピッチング時には流動抵抗付与装置82,86,84が互いに直列に作用することによって、バウンシング時には流動抵抗付与装置82,84が互いに並列に作用することによって、それぞれ減衰力が発生させられる。これら流動抵抗付与装置26,60,72,82,84,86の減衰特性は、それぞれ適宜設定可能である。
請求項(抜粋):
左右前輪および左右後輪の各々と車体との間にそれぞれ設けられたショックアブソーバと、左前輪用ショックアブソーバと右前輪用ショックアブソーバとのオイル室同士を接続する前接続通路の途中に設けられ、それらオイル室の一方から他方へのオイルの流れに対して流動抵抗を与える前流動抵抗付与装置と、一対のシリンダとそれら一対のシリンダに液密かつ摺動可能に嵌合されるとともに連結装置により一体的に連結された一対のピストンとを備え、それらピストンの両側に形成される2つずつのオイル室の各一方がそれぞれ前記前接続通路の前記前流動抵抗付与装置の両側の部分に接続され、各他方が互いに連通させられた前ツインシリンダと、左後輪用ショックアブソーバと右後輪用ショックアブソーバとのオイル室同士を接続する後接続通路の途中に設けられ、それらオイル室の一方から他方へのオイルの流れに対して流動抵抗を与える後流動抵抗付与装置と、一対のシリンダとそれら一対のシリンダに液密かつ摺動可能に嵌合されるとともに連結装置により一体的に連結された一対のピストンとを備え、それらピストンの両側に形成される2つずつのオイル室の各一方がそれぞれ前記後接続通路の前記後流動抵抗付与装置の両側の部分に接続され、各他方が互いに連通させられた後ツインシリンダと、前記前ツインシリンダと前記後ツインシリンダとの前記互いに連通させられたオイル室同士を接続する中央接続通路の途中に設けられ、それらオイル室の一方から他方へのオイルの流れに対して流動抵抗を与える中央流動抵抗付与装置と、一対のシリンダとそれら一対のシリンダに液密かつ摺動可能に嵌合されるとともに連結装置により一体的に連結された一対のピストンとを備え、それらピストンの各片側に形成されるオイル室がそれぞれ、前記中央接続通路の前記中央流動抵抗付与装置の両側の部分に接続され、各反対側に形成されるガス室が互いに連通させられた中央ツインシリンダと、前記前ツインシリンダの互いに連通させられたオイル室と前記中央ツインシリンダの前記2つのオイル室の一方との間のオイルの流れに対して流動抵抗を与える前/中央流動抵抗付与装置、および前記後ツインシリンダの互いに連通させられたオイル室と前記中央ツインシリンダの前記2つのオイル室の他方との間のオイルの流れに対して流動抵抗を与える後/中央流動抵抗付与装置とを含むことを特徴とする車両用減衰装置。
IPC (2件):
B60G 21/06 ,  F16F 9/18
FI (2件):
B60G 21/06 ,  F16F 9/18
Fターム (10件):
3D001AA02 ,  3D001AA03 ,  3D001AA04 ,  3D001DA03 ,  3D001DA15 ,  3D001EB13 ,  3D001EB32 ,  3J069AA50 ,  3J069AA64 ,  3J069EE02

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