特許
J-GLOBAL ID:200903077713881471

二軸配向ポリエステルフィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-356779
公開番号(公開出願番号):特開平11-235756
出願日: 1998年12月15日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 厚み均一性に優れかつ後続する横方向延伸工程時に見られる幅方向へのフィルム収縮及びフィルム両端部における厚み不均一性などの問題点を妨ぐことができる二軸配向ポリエステルフィルムの製造方法を提供すること【解決手段】 縦方向延伸、及び横方向延伸を含む二軸配向ポリエステルフィルムの製造方法において、前記縦方向延伸段階は総縦方向延伸比が3.5以上となるように3段階以上の多段階で施され、その最終の縦方向延伸段階がニップロール間の平行延伸で施され、かつ前記縦方向延伸によって延伸されたシートの結晶化エネルギーが10J/g以上となり、次の数式1を満足する温度範囲で最終の縦方向延伸が行われ、さらに次の数式2を満足する冷却温度で前記縦方向に延伸されたシートが急速冷却されるように調節される。数式1:Tg+50°C≦最終の縦方向延伸段階の延伸温度≦140°C数式2:冷却温度≦最終の縦方向延伸段階の延伸温度-105°C
請求項(抜粋):
縦方向延伸、及び横方向延伸を含む二軸配向ポリエステルフィルムの製造方法において、前記縦方向延伸段階は総縦方向延伸比が3.5以上となるように3段階以上の多段階で施され、その最終の縦方向延伸段階がニップロール間の平行延伸で施され、かつ前記縦方向延伸によって延伸されたシートの結晶化エネルギーが10J/g以上となり、次の数式1を満足する温度範囲で最終の縦方向延伸が行われ、さらに次の数式2を満足する冷却温度で前記縦方向に延伸されたシートが急速冷却されるように調節されることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルムの製造方法。数式1Tg+50°C≦最終の縦方向延伸段階の延伸温度≦140°Cここで、Tgはポリエステル樹脂のガラス転移温度を意味する。数式2冷却温度≦最終の縦方向延伸段階の延伸温度-105°C
IPC (3件):
B29C 55/14 ,  B29K 67:00 ,  B29L 7:00

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