特許
J-GLOBAL ID:200903077722800336

秘話通信の同期確立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135852
公開番号(公開出願番号):特開平6-350597
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 端末間で秘話通信を行う際、秘話通信の開始/終了の同期を容易に確立する。【構成】 各端末1は加入者回線2、交換装置3を介して接続されている。いま、装置#1が装置#2と秘話通信を開始する時、装置#1は乱数を発生し、その暗号化データを装置#2に送信する。その後、装置#2からの受信データと乱数の暗号化値を比較し、等しければ装置#2は秘話通信状態と判定し、等しくなければ再び乱数を装置2へ送信する。装置#2は、装置#1からのデータ受信した時、既に秘話通信状態にあれば、受信データの暗号化データを装置#1に送信する。平文通信状態の場合は受信データをそのまま装置#1に送信する。そして、次のデータ受信時、装置#2は、受信データと前回の受信データを比較し、等しければ秘話通信状態に設定する。秘話通信を終了する時も、ほぼ同様である。
請求項(抜粋):
端末装置間で秘話通信を行う際の同期確立方法であって、第1の端末装置と第2端末装置の間で秘話通信を開始する時、前記第1の端末装置において乱数を発生して該乱数およびその暗号化データを保持しておき、当該第1の端末装置は、前記第2の端末装置との通信状態を秘話通信状態に設定するとともに、前記乱数を前記第2の端末装置へ送信し、その後、前記第2の端末装置からの受信データが前記乱数の暗号化データと等しいと秘話通信を開始し、等しくない場合には再び前記乱数を前記第2の端末装置へ送信し、 前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置からのデータを受信すると、該第1の端末装置との通信状態が秘話通信状態か判定し、秘話通信状態ならば、該受信データを暗号化して前記第1の端末装置へ送信して秘話通信を開始し、秘話通信状態でない場合は、該受信データを保持するとともにそのまま前記第1の端末装置へ送信し、その後、前記第1の端末装置からデータを受信した時、該受信データと前回の受信データを比較し、等しい場合には、前記第1の端末装置との通信状態を秘話通信状態に設定して秘話通信を開始し、等しくない場合は該受信データを保持するとともにそのまま前記第1の端末装置へ送信する、ことを特徴とする秘話通信の同期確立方法。
IPC (3件):
H04L 9/06 ,  H04L 9/14 ,  H04K 1/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-347949
  • 特開平4-347949

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