特許
J-GLOBAL ID:200903077725199285

航空機推進用ガスタ-ビンエンジンを作動する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-376360
公開番号(公開出願番号):特開平11-257156
出願日: 1998年12月22日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 100%戦略出力から30%への絞り過渡現象に対して、ファン通風量を100%に維持する方法を提供する。【解決手段】 排気ノズル31が完全開位置に達するまで、燃料流がエンジンを減速するときに、排気ノズル面積を増加する。燃料流の更に減少することで、ファン通風量を減少する。
請求項(抜粋):
航空機推進用ガスタービンエンジンを作動する方法において、所定のアイドル推力と所定の最大推力との間で作動可能で、エンジン吸気口と、可変面積排気ノズルと、バイパスダクトと、バーナと、前記吸気口と前記ノズルとの間に配置された第1及び第2シャフトとを備え、この第2シャフトが高圧タービン部から離隔した高圧コンプレッサ部を有し、前記第1シャフトがファン及び低圧タービン部を有し、このファン及び低圧タービン部が、前記吸気口を介して空気を吸引し、この空気の第1部分を前記バイパスダクトに供給し、かつこの空気の第2部分を高圧コンプレッサ部に供給し、前記ファン及び低圧タービン部が、低圧タービン部に対して離隔し、前記高圧コンプレッサ部と前記高圧タービン部が前記ファン及び低圧タービン部と前記低圧タービン部との間に配置され、更に、前記高圧コンプレッサ部と前記高圧タービン部との間に配置されたバーナとを備え、前記バイパスダクトが、高圧コンプレッサ部と前記バーナと前記高圧タービン部とから半径方向外方に配置され、前記空気の第1部分を前記高圧コンプレッサ部と前記バーナと前記高圧タービン部との回りにバイパスし、前記排気ノズルに導き、更に、バーナに流れる燃料量を自由に変更可能な燃料制御装置と、所定の最小面積と所定の最大面積との間で排気ノズルの面積を自由に変更するための排気ノズル制御装置と、前記第1シャフトの回転速度を定める手段とを備えるガスタービンエンジンを準備し、与えられたエンジンの作動状態におけるファン回転速度の機能としてファン通風量を決定し、与えられたエンジンの作動状態における前記第1シャフトの所要最大回転速度を決定し、前記排気ノズル面積が前記所定の最大面積となったときに、前記第1シャフトの所要最大回転速度を達成するために必要なバーナへの最小燃料量を決定し、このバーナへの最小燃料量よりも多くない全燃料量に対する前記所定の最大面積に前記排気ノズル面積を維持し、前記バーナへの最小燃料量よりも多いバーナへの全燃料量に対する前記最大所要回転速度に前記第1シャフトの回転速度を維持することを特徴とする方法。
IPC (3件):
F02K 1/17 ,  F02C 9/28 ,  F02C 9/50
FI (3件):
F02K 1/17 ,  F02C 9/28 A ,  F02C 9/50
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-198760
  • 特開平2-115558
  • 特開昭63-198760
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