特許
J-GLOBAL ID:200903077727110737

食品容器用の紙

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-263288
公開番号(公開出願番号):特開平7-119070
出願日: 1993年10月21日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】紙自体から発生する臭気性物質或いは、紙の表面改質の目的で行われるコロナ放電処理に伴って生ずる臭気性物質の発生を防止した食品容器用の紙を提供すること。【構成】パルプの製造工程でオゾン処理を行った晒クラフトパルプを用いて、食品容器用の紙を製造する。【効果】オゾン処理を行ったパルプを用いた紙では、紙自体から発生する酢酸は5分の1程度に減少し、乳酸は検出されなくなった。又、コロナ放電処理により発生するオゾンの作用を想定して実施したテストの場合には酢酸が約8分の1に減少し、乳酸は検出されなくなった。又、この様にして得られた食品容器用の紙の官能的な臭気は、未処理の紙自体のものは言うに及ばず、オゾン処理後の臭気も問題を生ずるレベルではなくなった。
請求項(抜粋):
オゾン漂白処理を含む漂白工程で漂白された晒クラフトパルプを原料として抄紙することを特徴とする食品容器用の紙。
IPC (3件):
D21H 11/04 ,  A61L 9/01 ,  D21C 9/153

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