特許
J-GLOBAL ID:200903077728236238
インクジエツト記録ヘツド
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-243421
公開番号(公開出願番号):特開平5-077423
出願日: 1991年09月24日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 基板と構造部材との密着性をよくし、かつ切断時の振動の影響を受けにくくする。【構成】 基板1の一面には電気熱変換体8が設けられるとともに、吐出口4、液流路5および液室6を除く部位に、ポリイミド樹脂層2が設けられる。ポリイミド樹脂層2には構造部材3が融着され、基板1と構造部材3とはポリイミド樹脂層2を介して密着している。ポリイミド樹脂層2は構造部材3との融着性がよいので、基板1と構造部材3とは強く密着する。また、ポリイミド樹脂層2は弾力性を有するので、複数個分の記録ヘッドを一体に成形したのち、切断により各々の記録ヘッドとする場合に、切断による振動はポリイミド樹脂層2に吸収される。このため、前記振動による基板1へのき裂の発生が抑えられる。
請求項(抜粋):
インクが吐出される吐出口と、前記吐出口に供給するためのインクを一時的に貯える液室と、前記吐出口と前記液室とを連通する液流路と、前記吐出口からインクを吐出するためのエネルギーを発生するエネルギー発生素子と、前記液室に外部からインクを供給するための供給口とを備えたインクジェット記録ヘッドにおいて、前記エネルギー発生素子が成膜形成された素子面を有する基板と、トランスファ成形により前記基板とともに成形される構造部材とが、前記基板の、前記構造部材との境界面に相当する部位に設けられた、緩衝性を有しかつ前記基板と前記構造部材との密着性を向上させるための密着層を介して融着され、前記構造部材の前記基板に対向する面には、前記吐出口および液流路を構成するための溝部が前記エネルギー発生素子の位置に対応して形成されるとともに、前記溝部に連通した前記液室を構成するための前記基板の素子面を底壁とする空洞部が形成されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (2件):
FI (2件):
B41J 3/04 103 B
, B41J 3/04 103 H
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