特許
J-GLOBAL ID:200903077731995190

マルチキャリア復調方法及びマルチキャリア復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-281868
公開番号(公開出願番号):特開2003-188847
出願日: 2002年09月26日
公開日(公表日): 2003年07月04日
要約:
【要約】【課題】ガードインターバルを越える遅延波が到来しても誤り率が大きく劣化しないマルチキャリア復調方法及びマルチキャリア復調装置。【解決手段】使用シンボル抽出部31では、N+(NT<SB>GI</SB>/T)個の複素ディジタル信号I及びQから、有効シンボルの末尾からM'点(L≦M'<N+(NT<SB>GI</SB>/T))を抽出する。ここでT+T<SB>GI</SB>-(M'T/N)は、最も遅い遅延波との時間差よりも大きい。行列演算及び線形演算部32では、L本のサブキャリアの番号の集合{k<SB>p</SB>}と、M'点のサンプリング番号の集合{n<SB>q</SB>}から、q行p列がexp(2πjk<SB>p</SB>n<SB>q</SB>/N)のM'行L列の行列Y(L≦M')の一般逆行列(L行M'列)を計算する。当該逆行列をM'個の複素数x(n<SB>q</SB>)のつくる列ベクトルに乗じて、L本のサブキャリアの複素信号X(k<SB>p</SB>)から成る列ベクトルが得られる。
請求項(抜粋):
有効シンボル長がT、N本のサブキャリアの隣り合う周波数間隔が1/Tで、N-L本(L<N)のサブキャリアがヌルキャリアであるマルチキャリア変調信号を受信し、各サブキャリアに分離復調するマルチキャリア復調方法において、遅延波の遅延時間差を推定し、推定された遅延時間差を基に、遅延波による波形歪みの生じている部分を含まないように有効シンボル長Tから長さTM/N(L≦M<N)の使用シンボルとなる部分を決定し、サンプリング間隔T/Nで直交復調された複素ディジタル信号から、前記使用シンボル部分M点を用いてL本のサブキャリアを分離復調することを特徴とするマルチキャリア復調方法。
Fターム (2件):
5K022DD01 ,  5K022DD43

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