特許
J-GLOBAL ID:200903077735881831

コイン識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-039154
公開番号(公開出願番号):特開平9-231432
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、コイン表面の画像データに対してコインの種類等に応じたデータ処理を行い、模様判別を高速で処理することができるコイン識別装置を提供する。【解決手段】 コインの搬送に伴って、第1の識別部23の光センサ21と磁気センサ22は外径、通過位置、及び材質の検出を行う(ST11〜13)。第2の識別部24は、第1の識別部23で検出された硬貨の種類に対応する検切り対象領域、スレッシュホールド値、模様検出の判定基準値データを特定し(ST14〜16)、特定した検切り対象領域内の画像データを、特定したスレッシュホールド値で2値化して特徴量を抽出し、特定した判定基準値データと比較して、硬貨Cの模様判定を行う(ST17)。そして、第1及び第2の識別部23、24の判定結果に基づき総合的な硬貨Cの種類の判定を行う(ST18)。
請求項(抜粋):
コインを搬送する搬送手段と、上記搬送手段により搬送されるコインの材質を検出する材質検出手段と、上記搬送手段により搬送されるコインの表面の画像データを入力する画像入力手段と、コインの第1の材質に対応した第1の抽出範囲と、コインの第1の材質とは異なる第2の材質に対応した上記第1の抽出範囲より大きい範囲である第2の抽出範囲とを記憶する範囲記憶手段と、コインの表面模様の基準データを記憶する基準データ記憶手段と、上記材質検出手段により第1の材質が検出された場合に上記範囲記憶手段から第1の抽出範囲を選択し、上記材質検出手段により第2の材質が検出された場合に上記範囲記憶手段から第2の抽出範囲を選択する範囲選択手段と、上記画像入力手段にて入力された画像データから上記範囲選択手段により選択された第1または第2の抽出範囲内の画像データを抽出する第1の処理手段と、この第1の処理手段で抽出された画像データから特徴量を抽出する第2の処理手段と、この第2の処理手段により抽出された特徴量と上記基準データ記憶手段に記憶された基準データとを比較してコインの種類を判定する判定手段と、を有することを特徴とするコイン識別装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • コイン識別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-171059   出願人:沖電気工業株式会社
  • 硬貨判別装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-104286   出願人:ローレルバンクマシン株式会社

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