特許
J-GLOBAL ID:200903077739209402

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-032739
公開番号(公開出願番号):特開平8-230449
出願日: 1995年02月21日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 外気温度が低下しても、冷凍サイクル21の低圧圧力の低下を抑え、除湿運転時間を拡大する。【構成】 冷凍サイクル21のエバポレータ13とコンプレッサ22とを接続する低圧配管26aには、内部を流れる低圧冷媒を加熱するための低圧配管加熱手段51が設けられている。この低圧配管加熱手段51は、低圧配管26aの周囲に車両走行用エンジン4の冷却水(温水)を流して低圧冷媒を加熱し、低圧圧力の低下を抑えるもので、低圧配管26aに設けられた低圧圧力センサ34の検出する圧力が所定圧力以下に低下すると、低圧冷媒加熱用電磁弁52が開弁し、冷却水によって低圧配管26a内を流れる低圧冷媒を加熱するものである。つまり、冷凍サイクル21の作動中、外気温度の低下によって低圧圧力が低下すると、冷却水によって低圧冷媒を加熱して低圧圧力の低下を抑え、除湿運転時間を拡大するものである。
請求項(抜粋):
冷却水を用いて排熱を放出するエンジンを有する車両に搭載される車両用空気調和装置において、(a)車室内へ向けて空気を送るためのダクトと、(b)このダクトにおいて車室内へ向かう空気流を生じさせる送風機と、(c)前記ダクトに配置されて前記ダクト内を通過する空気を冷却するエバポレータ、このエバポレータを通過した冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサ、前記エバポレータから前記コンプレッサへ冷媒を導く低圧配管を備えた冷凍サイクルと、(d)前記エンジンの冷却水によって、前記低圧配管を加熱する低圧配管加熱手段と、(e)車室外空気の低温時における前記冷凍サイクルの運転を検出するための低温運転検出手段と、(f)この低温運転検出手段によって車室外空気の低温時における前記冷凍サイクル運転を検出した際、前記低圧配管加熱手段を作動させる制御手段とを備える車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/00 101
FI (2件):
B60H 1/32 102 C ,  B60H 1/00 101 A
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平4-039578
  • 特開昭60-001022
  • 特開昭59-195415
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